我が子が進路を選択する際、明らかに「適性のない方向」に進もうとしている場合、親としてはどう対応するのが正解なのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんな時の「親の役割」について納得のアドバイスを記しています。
その子にしか歩けない道
さて、本日はネズミとゴールドドライバーのお話。
夫婦間でカチカンが衝突しやすい分野は、いくつかあるそうですが、その中のひとつが「子供の教育方針」だそうです。幸いといおうか不幸にもといおうか、私には実子はいません。チョイとしたキッカケから、義理の親戚の子を期間限定で育てていますけどね(*^ー゜)。
子供を育てていると、どんなことを褒めたり叱ったりするのかあるいはどんな躾をするのか、夫婦でのクイチガイが露わになるわけです。まあ、ちょっと考えてみれば当たりまえですよね。だって夫婦ふたりでさえカチカンが食い違っているところってあるんだから、子供という
- 親なりの愛情もあって
- 親なりの期待もして
- 親なりの希望もあって
- 親より長い未来のある
存在がいれば、自分たちのこと以上にいろんなことを考えてしまって、自分たちのこと以上に激しく衝突してしちゃいますよ。そりゃそーだ。特にこれが尖鋭化するのが「進路に関わるとき」です。
この、子供の進路について、親の考え方にはいくつかパターンがあるようです。ひとつは自分と違う道に進んで欲しいと思っている人。「違う道」ってとこに「自分と同じ道」への後悔と不満と不幸が表れているように感じるのは、私だけでしょうか( ̄∇ ̄)。よく
- アイドルになりたかった
- 宝塚に行きたかった
- ●●学部に進学したかった
- フランスに留学したかった
などなど、叶えられなかった夢を子供に託し、東奔西走する親御さんは、結構いるものですよね。これは「叶えられなかった」すなわち「自分が通りたかったけど、通れなかった別の道」の方が「自分の通った道」より幸せだったはずだと考えているということでしょう、多分。







