絶好調の台湾・圓山大飯店の再生劇の影に見える、中国の自業自得

 

中国は、台湾に対して気に食わないことがあると、中国人観光客を台湾に行かせないようにして、台湾の観光業に打撃を与えようとするのが常套手段です。しかし、中国人観光客が減ったことにより、その他の諸外国からの観光客が台湾に来るようになりました

もちろん、台湾人としてもマナーの悪い中国人よりも、その他の国からの客のほうが有り難いため、災い転じて福となった感じです。たとえ欧米や日本などからの観光客が、中国人のような爆買をしなくても、宿泊や買い物をすることで経済効果はあるし、それ以上にマナーがいいので大歓迎です。

また、習近平は中国人の爆買による国内資金流出を恐れており、海外で購入した商品に関税を課すなどで、爆買規制をしています。行き先を規制され、海外で使うお金も規制された中国人観光客は、フラストレーションがたまるばかりです。

「爆買い」に赤信号? 中国が関税引き上げの強行策

先に述べた世界各国での中国人観光客の暴力的行為も、そうしたフラストレーションが関係しているのかもしれません。

激動の歴史を乗り越え復活した圓山大飯店の再生劇の影には、中国の自業自得によるほころびも垣間見えるのです。

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※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年2月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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