仮想通貨で独立する国家があってもいい。中島聡が提唱する仮想国家論

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ブロックチェーンや仮想通貨という素晴らしい技術が「投機目的」としてだけ利用されていることにかねてから不快感を示しているメルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマーの中島聡さん。円建てで資産を増やすことしか頭にない「億り人」と呼ばれる人々は仮想通貨の価値がわかっていないと厳しく断じた上で、堀江貴文さんとの対談で語ったという「仮想国家構想」についても記しています。

仮想国家構想

2月3日に、ホリエモン万博で堀江さんと対談したのですが、その時に話した、仮想国家構想について補足します。

技術者として見た時に、ブロックチェーンは本当に素晴らしいと思うし、仮想通貨にも大きなポテンシャルがあると思うのですが、現状を見ると、仮想通貨は投機の対象になって乱高下しているし、マネーロンダリングには使われるし、悪徳な連中による価格操作やインサイダー取引が横行しており、とても危険な状況です。また、法整備が不十分なために、仮想通貨の取引の結果生じたキャピタルゲインに対する課税がちゃんと出来ていない(それも、意図的に脱税してい人だけでなく、知らずに脱税してしまっている人がいる)のが現状です。

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