安倍総理はなぜ、アメリカと反対の行動をとっても許されるのか?

 

安倍総理は、「もっともアメリカの言うことを聞かない」総理

検証してみましょう。

1.日ロ関係

安倍総理、2016年に日ロ関係を劇的に改善させました。プーチンが2016年12月に来日したこと、まだ記憶に新しいですね。この日ロ関係改善、オバマ大統領は、反対だったのです。

当たり前です。彼は、「クリミア併合」後の「対ロシア制裁」を主導しているのですから。しかし、安倍総理はオバマの意向に逆らって日ロ関係を改善させました

2.TPP

オバマさんは、TPP推進派でした。しかし、トランプさんは、TPP反対派。それで、就任早々、「TPP離脱」を宣言しました。もし安倍さんが、「アメリカ追随主義者」であれば、「では、私もやめます」となったでしょう。

ところが、TPPは、なんと「アメリカ抜き」で、進められることになった。

ちなみに私は、TPPを支持していません。しかし、ここでは、「安倍総理は、アメリカ追随主義者か否か」という話をしています。

3.パリ協定離脱

2017年6月、トランプさんは、「パリ協定離脱」を宣言しました。もし安倍さんが、「アメリカ追随主義者」であれば、「では、私も離脱します」となったでしょう。

しかし、皆さんもご存知のように、日本はパリ協定から離脱していません

4.エルサレムは、イスラエルの首都??

トランプさんは2017年12月、「エルサレムは、イスラエルの首都である!」と宣言しました。

安倍さんが、「アメリカ追随主義者」であるのなら、「では、日本も、エルサレムは、イスラエルの首都と認めよう」となったでしょう。

しかし、日本は、「エルサレムはイスラエルの首都と認めていません

  • 日ロ関係
  • TPP
  • パリ協定
  • エルサレムの地位

これは、どれも重要な問題です。重要問題で、安倍さんは、ことごとくアメリカ大統領と正反対の立場をとっている。これで、どうして、「安倍はアメリカの言いなりだ!と言えるでしょうか?

事実をいえば、「もっともアメリカの言いなりでない」のが安倍総理なのです。総理は、「自立外交を実現していると思います。

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