挙動不審というのは、感情が読み取れなかったり、強い不安を仕草から常に出していたり、視線が泳いでいたり、そうした感情の不安定さが全面に出ている状態を指します。
集団生活に置いて人間は感情を共有し、同調しようとする傾向があるので、この「不安定」というのは真っ先に異分子に認定されがちです。この手の「不安」についてはわりと簡単な対処法があります。
「自信を持つ」です。ここでいう自信とは自分が自分であるという自信で、他者と比べた自信ではないという点です。
片マユをうっかりそり落としてしまっても、ズボンの上にパンツを掃いてしまっても、自分はそういうものであるという自信を持って振る舞っていれば、
「この人はそういうオシャレなんだ…」
とさえ思わせる、自分で自分を認めることで挙動不審さの大半は落ち着きます。太っているのも痩せているのもそういう体型だから、とにかく自分を俯瞰で「認識」することが大事です。
前髪を少し短くしすぎたかも…とかで常に人の視線におびえているより、堂々とモヒカンのほうが異分子にはなりにくいのです。その上で自分の価値観は自分の価値観、それを他人に押しつけてはいかんと思いますが、自分を認識するということは意外と大事なことではないかと思います。
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