新築マンション坪単価ランク発表。最高値を更新した区は?

2018.04.26
by ニシム(MAG2 NEWS編集部)
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株式会社マーキュリーは、 東京23区で2017年に分譲された新築マンションの坪単価上位ランキングを発表しました。 また、 どのエリアがどれくらいの坪単価なのかを可視化できるよう、 大字毎に色分けしたMAPで表現しています。

高騰が続く23区の新築分譲マンション。

近年、 新築分譲マンションの価格が高騰しています。 2020年東京オリンピックまではこのまま値上がりを続けるのでは?という声もあるなかで、 2017年の新築分譲マンションの年間平均価格(首都圏)は5,575万円と、 過去最高値を記録しました(マーキュリー調べ・1999年1月~2017年12月の集計)。 

圧倒的な存在感の都心3区

2017年上半期は港区マンションが1~3位を独占

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上半期の1位は港区六本木のプラウド六本木で、坪単価1388万円でした。2位も港区のパークコート青山ザ・タワーで905万円、3位も同じく港区のジオグランデ元麻布で859万円と、港区マンションが3位までを独占する結果となりました。

下半期は千代田区・渋谷区が上位に食い込み!

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下半期の1位は千代田区のブランズ永田町で924万円、2位は港区のグランドヒルズ元麻布で833万円、3位は渋谷区のプラウド代官山猿楽町で790万円となりました。

上半期マップ、圧倒的な強さの港区

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下半期マップ、高値エリアが大幅に拡大!

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上半期は坪単価500万円を超えるエリアは19エリアでした。 1位の港区六本木では平均坪単価が1000万円を超えており、 1995年以降の分譲マンション全データの中でもTOP10に入る高い水準となりました。

一方、下半期は、 坪単価500万円以上のエリアが2017年上半期の19エリアから7エリア増加し26エリアで、 二期連続増加しています。

また、 上位8エリアは坪単価700万円を超えました。 3位の「渋谷区猿楽町」では、 4年ぶりの供給となる「プラウド代官山猿楽町」が坪単価790万円で同エリアの過去最高値となりました。

一年を通して見てみると、 都心3区(港区・千代田区・中央区)がランキングの大半を占めており、 改めて都心部の高騰を示しています(マンションサマリ調べ。 2017年7月~12月の分譲マンション販売事例。 投資用マンション除く)。

● 新築マンション23区坪単価マップ

※2017年下半期の坪単価高騰ランキング、 下落ランキングの他、 大阪市・名古屋市のデータもご覧いただけます。
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情報:株式会社マーキュリーPR Times

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