政府はこれまで外国人就労を禁止していた「単純労働」を認める方針を示しています。「建設、農業、宿泊、介護、造船」など慢性的な人手不足に陥っている5分野です。この新制度により、政府は2025年度までに50万人超の外国人を受け入れるとしています。
しかしながら、受け入れた「後」のサポート体制がほとんど議論されていません。
チームが勝つために、体格のいい外国人留学生を来日させ、日本人がやりたがらない「3K」職場に、外国人労働者を受け入れる。
こんな勝手な国を、どこの誰が愛してくれるでしょうか?
共に生活する人として、日本社会に馴染み、困らないように。言葉の壁があっても人としての壁が存在しないように。
ドイツでは、ドイツに移り住む外国人に600時間超のドイツ語研修や、ドイツ社会のルールや法律に関するオリエンテーションを義務付けています。
入り口を開ける前に、畳を整えて欲しいと切に願います。(メルマガ記事より一部抜粋)
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※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年6月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
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※『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』(2018年6月27日号)より一部抜粋