意外と当てはまる? 熟年離婚する夫婦にありがちな12の原因

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熟年離婚という言葉を1度は聞いたことがあるのではないのでしょうか。熟年離婚とは長年以上連れ添った夫婦が様々な原因から離婚することを言います。

熟年離婚は、定年しこれからセカンドライフを送ろうといった矢先に妻から切り出すことが多いのが現状です。

また、厚生労働省によると、離婚件数は増えており、平成初頭には約15万件ほどだった離婚件数が、ピークの平成14年には倍近くの約30万件までになっています。

引用元:厚生労働省|離婚件数の年次推移

しかし、平成14年をピークに離婚件数は減少傾向にあり、今後も結婚件数の減少に伴い離婚件数も減っていっていることが予想されます。

引用元:厚生労働省|同居期間別にみた離婚の構成割合の年次推移

同じく、同居年数別の離婚の割合は、20年以上一緒に過ごした夫婦のみ唯一右肩上がりで、結婚年数別の割合の20%に到達する勢いになっています。

これは、簡単に言ってしまえば、離婚する5組に1組は熟年離婚といえます。ここでは、熟年離婚をする原因や家庭の特徴、離婚方法、相談先を紹介します。また、熟年離婚を防止するための方法もまとめましたので、もし相手が熟年離婚を考えていそうだけれど離婚したくない場合は参考にしてみてください。

熟年離婚をする12の原因

熟年離婚をする原因はお互いの夫婦生活のストレスが溜まりすぎたというのが大きいのですが、現在の制度や世間の雰囲気なども影響しています。では、詳しくみていきましょう。

■1:団塊世代が定年に差し掛かったから

原因の一つに、日本経済を支えてきた団塊の世代が定年に差し掛かったことにあります。団塊の世代は「男は働き、女は家庭」という概念が一般としてありました。亭主関白ですね。

妻からしてみれば「今まで家庭のことを全部やってきたのに、感謝もされず、命令するばかり。定年退職をしたら毎日家で一緒・・・」そんなことを思って、「だったら、一人で暮らしたほうが良い」と考える人も多かったに違いありません。

2000年以降に熟年離婚の数が急増した理由は諸説ありますが、その一つに団塊の世代の夫婦が夫の定年退職の時期が重なったことがあげられます。

この世代は特に、夫が稼ぎ、妻が家を守る家父長的な価値観が強く、長年虐げられていた妻の不満が時代の変化や女性の社会進出の増加とともに爆発した結果ではないかとみられています。

■2:2007年に年金制度が改正したから

熟年離婚に拍車をかけた大きな要因は2007年の年金制度改正です。それまで専業主婦がもらえる年金は月額66,000円の国民年金のみでした。

ですので「熟年離婚をしてしまったら、老後の生活で困ってしまう」と熟年離婚を踏みとどまらせていました。

しかし、年金制度改正によって、離婚時に専業主婦にも夫が積み立てた厚生年金が分割すること(具体的には、夫が積み立てた年金の原則半分を妻が積み立てたものとみなし、これに基づいて年金支給を行う処理を行うこと)が可能になりました。

これで、熟年離婚をしても、年金分割をしっかりすれば専業主婦でも老後を暮らせるようになります。

熟年離婚(同居期間35年以上の夫婦)の離婚件数は、年金分割の前後で横ばいに推移しており、実際には「年金分割が始まったら三下り半を突きつけてやろう」と手ぐすね引いて待っていた妻は、メディアの思惑とは裏腹に、ほとんどいなかったようです。

引用元:熟年離婚したほうが得!と夫を捨てる妻たちの事情

■3:世間の認知度が変化したから

「熟年離婚」という言葉が認知され始めたのは、2000年初頭です。更には、2005年のテレビドラマ「熟年離婚」で一気に認知度が上がりました。

それまでは、なんとなく「一緒にいるのが嫌」と思っていても、なかなか周囲でそういう話を聞かないので実行に移りませんでした。

しかし、熟年離婚という言葉が広まったことにより「この年で離婚している人もいるんだ」と実行に移る人が出てきたのです。

■4:夫婦の会話がないから

夫婦円満に必ずしも会話は必要ないかもしれません。しかし、結婚当初はお互いの出来事や考えていることをよく話していたものの、徐々に減ってきていることを不満に思う人もいます。その結果、孤独に耐え切れなくなり熟年離婚に踏み切るのです。

■5:子供が自立をしたから

熟年離婚の理由で最も多いものは子供が自立したからでしょう。「子供の自立後に離婚することを熟年離婚とする」考え方もあるほどです。

子供にまだ親が必要な年齢だと、多少夫婦間で険悪な関係になっても「子供はどうする・・・」と踏みとどまってきました。

しかし、子供が自立してしまえばわざわざ我慢し続けることも無くなります。

■6:価値観の違いがあるから

ともと他人同士なので価値観が違うのは当たり前で、それを受け入れてきたからこそ、長年連れ添ってこれたはずですが、根本的な考え方が相手と合わないことは、やはりつらいことなのかもしれません。

昔は離婚そのものが世間から白い目で見られていた時代ですした。そのような状況もあり、実は結婚当初から価値観の違いに苦しんでいた、早く別れたいと思っていたなど、我慢し続けてきた結果耐えきれなくなったということが少なくありません。

■7:退職金を当てにしていたから

妻は早い段階から離婚するつもりだったものの、自分で生活していくことが難しい状況や子育てをしなければならないなどの理由から離婚に踏みきれず、退職金によってまとまったお金が得られるようになったので離婚が切り出されるということがあるようです(すなわち、夫の年金について財産分与を受けることで相当程度の財産を確保するということです。)。

夫はこのようなことを想定できないので、非常に驚くケースがほとんどです。

■8:離婚時の年金分割を当てにしているから

離婚時の年金分割を当てにしている可能性も否定はできませんね。夫の積み立てた保険料の一部を自身の積立金と取扱い年金を受給することができるようになったため、これにより、老後の生活が一定程度保障されることになったのです。

■9:介護がつらいから

熟年離婚にあたる40~50代の方は、両親の介護が必要になってくることもあります。そして、この年代は2世帯住宅もまだまだあり、結果的に介護をするのは家にいることの多い妻になります。介護は想像以上に辛いものです。

実の両親なら、まだ面倒を見続けられますが、夫の両親だった場合「なんで、私があなたの両親の面倒見ないといけないんだ」という思いが、介護の疲れとともに溜まっていき、熟年離婚を決意させます。

■10:女性が社会復帰をして自立してしまうから

専業主婦であるかぎり妻はいくら夫が嫌でも、食べていくために一緒に生活していかなければなりません。しかし、子育てが落ち着き女性も外で働くことが増えてきた最近では、自分でも稼げるようになる元専業主婦が増加しています。

そのため、夫に依存する必要がなくなり離婚に踏み切ろうと考える女性が増えてきています。

■11:自分勝手な妻と一緒にいたくないから

ちょっと女性目線の理由ばかりでしたが、それは熟年離婚にあたる世代には、少なくとも男尊女卑の考えが残っており、それに不満を感じた女性からの熟年離婚が多かったからです。

しかし、御存知の通り、現在男尊女卑の考えは廃れており、男性の方から熟年離婚を考えることも増えつつあります。大きな理由は、自由な妻に対する不満です。

熟年離婚にあたる世代は、役職に付き、会社でも水準以上の給料をもらっていることも多く、妻一人を養っていくうえでは問題ありません。ましてや子供も自立し、妻は夫の収入だけで十分贅沢な暮らしができます。

夫の稼いだお金で昼間から優雅にランチやヨガなどに行き、そんな妻からの愛情も感じない。「何のために働いて、何のための夫婦だろう・・・」そう思ってしまう男性もいるようです。

■12:不倫をしているから

離婚に至る原因の一つに不倫があります。これは熟年離婚の場合に限った話ではありませんが、長年不倫し続けていたのを知っていたが子どものために我慢していたケース、相手が不倫をしたことで裏切られたことによる信頼関係がなくなるケースがあります。

結局、いくつになっても女性は恋をしていたいし、男性は多くの女性と関係を持ちたいということですね。

最近は40代、50代の夫婦間で浮気問題が勃発しているようなので、あなたのパートナーが他の人に気持ちが移っていると感じている場合は早めに対処する必要があります。

まとめ|相手から離婚届を突きつけられないために

相手から離婚届を出されたら大きなショックを受けると思います。しかも、定年退職になったから(をしたから) これからも一緒にいようといった矢先に離婚しただなんていわれたくないですよね。

これは明治安田生命が夫婦円満についてアンケートを行った結果になります。

夫婦円満のために大切なこと

大切にしている人の割合

話を聞く・する

55.4%

程よい距離感(干渉しすぎない)

49.1%

信頼する

44.0%

言語にして感情を伝える

37.1%

嘘をつかない

28.7%

(参考:明治安田生命|「いい夫婦の日」関するアンケート)

離婚届を突きつけられないようにするにはまず、夫・妻とコミュニケーションを取りお互いに信頼することが大切です。信頼関係をつくるには、日々の感謝や困っているときは、夫婦として2人で乗り越えるという気持ちが必要になります。

また、どうしても離婚したいという場合は離婚問題の解決に注力している弁護士に1度相談し、どのように離婚をすすめていけばいいのか相談することも、スムーズに離婚するにはおすすめです。

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