明日は我が身。「明日無職になったら?」を考えるべき納得のワケ

 

会社を起こせば規模に関わらず、全てに共通して生じる法則が「成長曲線」です。スタートアップから始まり成長期を経てやがて衰退するのがあらゆる会社に待ち受けるルーティンです。だから私的にはビジネスマンがこの全過程を全て経験する事は非常に意味のある事だと思っていまして、その経験が出来るならビジネスマンとしてこれは非常に貴重な経験値だと思っています。

その意味で、無料でお配りしている必読本リストの中でも以下の書籍を紹介しており、

会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから』大西康之・著/日経BP社

この本では実際に三洋電機という大会社が倒産に至るまでの過程で、早期退職に手を上げて仕事が無くなった人や、最後まで会社に残って会社の後処理をした人達の実例を見る事が出来ます。

私自身も過去に自分が在籍する会社が(ここでは言えないくらい)危険な状態に陥っており、多くの人が職場を去っていく中、転職という選択肢は取らずに会社の負債清算に尽力しました。

一方では本業の営業で売上げを上げつつ、不採算事業の撤退推進を行い、更には得意先各社へ経営状況を定期的に報告をし続ける。

こうした業務を何も知らない担当レベルの頃からやっていましたので、強烈にストレスがかかりました。ただ、そのおかげで様々な知識が増えましたし、苦しい立場に自分を追い込む事で、短期間で能力を引き上げる事が出来ました(何度も経験したくはありませんがね…)。

というわけで、具体的な話は次ページに続きます。それまで今仕事が無くなったらどうする? についてあなたも自身も考えてみて下さい。

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