臨床心理士が北斗神拳奥義「無想転生」に見た臨床家の理想像

watanabe20181022
 

連載終了から30年が経った今なお、不動の人気を誇る漫画作品『北斗の拳』。今回の無料メルマガ『生きる!活きる!『臨床力』』では、著者で獣医師と臨床心理士の資格を持ち大学で教鞭も執られている渡邊力生さんが、学術的な見解も絡めながら、「悲しみを背負うことで体得する強さ」について、自らが愛するケンシロウの生きざまを引き合いに解説しています。

哀しみを力に変えて

数ヶ月前から、ちびちびと、美味しいお酒をちょっとずつちょっとずつボトルから出すかのように、アマゾンプライムで『北斗の拳を見ています。幼い頃はちょうど木曜日の夜が放送日で、剣道の稽古とかぶっていてほとんど見られなかった北斗の拳。これまでコミックは何度か読破したのですが…、アニメをしっかり見るのは今回が初めてです。ようやく100回を超え、もうすぐ最後の最後の戦いが始まります

まぁ私は自分自身への免罪符として、ゲームも漫画も映画も、果ては子どもとの遊びであっても、いかなることも“学び”につながるよう、良いように良いように捉えることにしていますが、この北斗の拳だけは完全にここまでエンターテイメントとして視聴してしまっていました(汗)。

ただこのクライマックスにきて…、ついに北斗神拳究極奥義が登場する段となりようやく私の頭の中にもピンとアンテナが立ちました。奥義については知っておられる方は知っておられますね。「無想転生です。北斗の拳を見ながらでも学びをついに手にすることができた!と自分に言い聞かせまくっているだけかもしれませんけどね…。

この無想転生…、哀しみを背負い、背負い、背負い、背負い切ったのちに到達できる領域でしか体得できない奥義であったため、ケンシロウ以前の伝承者は誰一人手にすることがなかったらしいです。全てが無の状態になりますので、自分の体も空気と化し相手の攻撃は一切当たりません。逆に無の状態から拳が繰り出される故に、感情や意図が全く読めずに確実に相手の実体を捕らえることができるのです。

いやぁ。無想というか無双ですね無敵

女性の方やお若い方たちにとっては「なんやそれ?」という話題かもしれませんが、時間があれば北斗の拳を熱く語り合いたいですね。

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