妻が、彼女が輝きだす。京都のパワースポットに美人祈願を込める

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古来から讃えられている「美女」は、外見だけではなく内面的な美しさを兼ね備えているからこそ、現代まで語り継がれているのかもしれません。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』では著者の英 学(はなぶさ がく)さんが、数あるパワースポットの中から、美を追求する女性に嬉しいとっておきの場所を紹介しています。

女性に人気のパワースポット

京都は1,200年も都があり日本の中心であり続けたことを考えると街全体がパワースポットと言えるかも知れません。しかし今回はひときわ女性にオススメのパワースポットを3ヶ所ご案内します。

一つ目は泉涌寺の楊貴妃観音堂です。泉涌寺は御寺(みてら)とも呼ばれています。天皇家の菩提寺という意味です。中世から江戸時代の歴代天皇・皇后のお墓があるお寺です。皇室ゆかりの由緒ある泉涌寺の大門をくぐってすぐ左手に楊貴妃観音が安置されている観音堂があります。楊貴妃観音像は13世紀に中国から渡って来たものと伝えられています。楊貴妃があまりに美しかったので、その当時唐の玄宗皇帝が亡き楊貴妃を偲んで造らせたものとの伝えられています。

楊貴妃はクレオパトラ小野小町と並び世界三大美女の一人です。日本からも小野小町が選ばれているのが誇らしいですね。伝説の美女をに備わった女性的な優美さと柔和さを感じることが出来るでしょう。近くで見上げていると独特の魅力とオーラを感じます。美人祈願縁結びにご利益があります。昔は100年に一度しか御開帳がなかった高貴で美しい姿に、心身ともに美しい女性になれることを願ってお参りしてみて下さい。

二つ目は世界遺産でもある下鴨神社の広大な敷地の中にあります。敷地内にある糺の森(ただすのもり)の一角に、河合神社という摂社があります。三大随筆家の一人、鴨長明はこの河合神社の禰宜の息子だったことでも有名な神社です。現在は、境内に長明が晩年過ごしたと言われる建物を再現した方丈の庵があります。河合神社には鏡絵馬というのがあって、自分の化粧品でお化粧できるようになっています。

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御祭神の玉依姫命(たまよりひめのみこと)がとても美しい神様だったことから、美人祈願のご利益があります。そのため今でも若い女性の間で大人気のパワースポットになっています。

鏡絵馬は手鏡の形をしています。そこにはあらかじめ顔が描かれついます。その顔に自分が普段使っている化粧品でメイクを施します。裏には通常の絵馬と同じように願いを書いて奉納します。美しくなりたいと願う女性の想いが込められた鏡絵馬が、本殿の壁にズラリと掛けられています。まさに女性にうってつけのパワースポットです。

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