日本の北方領土2島要求が「第3次世界大戦」の引き金になる根拠

 

ロシアの攻勢

ロシアは、東にある日本と中国との友好関係を維持して、特に、日本とは北方領土の最低でも2島を返還しても、東での平和を確立して西に出ていくようである。この領土返還を国民が不満に思うので、東で失う領土より、大きな領土を西で得る必要になっている。

日本の2島返還の要求が、プーチンに西の攻勢を嗾(けしか)けているとも言える状況になっている。

このため、ウクライナとの国境地域が大きな狙い目である。今回、クルミア半島で仕切られる内海であるアゾフ海を手に入れるために、ケルチ海峡のウクライナの監視艇を強引に拿捕した。

このアゾフ海を手に入れると、東ウクライナ全体がロシア派の領土にできるからである。その領土をロシアに組み入れるのであろう。

これを受けて、G20でトランプ米大統領は、プーチン大統領との首脳会談を中止した。また、ウクライナのポロシェンコ大統領は、アゾフ海に艦船を配備するようNATOに要請した。しかし、NATOは動けない。

最終的には、ウクライナ全体をフィンランド化するしかないと見える。ロシアの要求をある程度、満たす必要が出てきたように思うが、プーチンはヒトラーの可能性もあり、次々に領土要求を出してくる心配がある。ということで、世界的な戦国時代が始まったようだ。恐ろしい時代になってきた。

もう1つ、シリア空爆をしていたイスラエル空軍F-35をイラン兵が操作するロシア製S-300対ミサイル迎撃ミサイルが撃ち落とした。F-35のステルス性に疑問があるのと、イスラル軍は、今後シリアにいるヒズボラ・イラン軍を叩く手段がなくなる。

また、ロシア雇用兵が大量にシリアにいて、シリアのクルド人地域にいる米軍と複数回、戦闘をしているという。ロシア軍ではないが、ここでもハイブリット戦術で着々とシリアでの位置を固めている。どうも、ヒズボラやイラン兵よりロシア雇用兵の方が戦闘力があるようだ。このため、イランよりロシアにシリアのアサド大統領は好意的になっている。

そして、日月神示でも、複数回、ロシアに気をつけろと言う記述があるが、世界に戦国時代を招き入れるのは、ロシアのような感じがしてきた。プーチンはヒトラーの再来かもしれない。

ロシアは、経済的には大したことがないが、軍事力としては大きいというアンバランスな国家であり、プーチン大統領は経済的な苦境で支持率が低くなり対外拡張で支持率を上げたいのであろう。このため、日本との経済関係を強固にして、経済の活性化をするとともに、軍事力を使い、領土拡張をする方向のようである。

より一層、ロシアが怖い存在になってきた。第3次世界大戦に進んでいる印象を受ける。ハルマゲドンかもしれない。

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