「かわら版」は、居住者のほとんどが読んでいるので、玄関先で「かわら版」の記事について話し合っている姿もよく見かけるように。家族で、記事についての話し合いを持つ家庭もあると言います。
「かわら版」は、外部の組合員にも送っているので、管理組合運営に対する外部組合員の理解も得られます。また、総会に出席しなくても、「かわら版」で意見を述べたことで、話し合いに参加しているような気持ちになれます。
「かわら版」によって、理事会の活動をみんながよく知っているので総会では、理事にねぎらいの言葉がかけらようになり、…「かわら版」って、いいよ!という趣旨のお話です。
やわらかい情報や意見のやり取りの仕組みは、合意形成にも、人への思いやりや感謝の心を思い起こすのにも、和やかで明るいコミュニティをつくるのにも役立つ、一石三鳥ぐらいの魔法のツールですね。
広報紙は、一方的に情報を伝えるだけでなく、双方向のコミュニケーションツールであることを、改めて気づかされました。これなら、小規模なマンションでも、取り組めます。で、文句なしに、一押しにしました。
文面から伝わってくる、Aさんのマンションの仲間への深い愛情も、魅力的だったことは言うまでもありません。ぜひ、ご本人の作品をお読みください。そして、ぜひ、ご自身のマンションでも、参考にしてくださいね。
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