人付き合いが苦手で孤立した高齢者の始めたゴミ拾いの意外な結末

 

私もそういうことが実は得意な方じゃないので、自分にとって一番負担にならない形で、少しは誰かの役に立てることをしたいと思って、このブログやメルマガを書いている気がします。改めて、今の自分の周りを見回すとおかげさまで、それぞれ個性がありながら、気持ちよくいい距離感で付き合える仲間に恵まれていて、ありがたいな…と思います。

自分が、ストレスなく見返りを求めないできることを小さなことでもいいので行動してみることで、その行為の持つ波動に合った人が自然に引き寄せられるというのは、本当だな…と思います。

行事に出てこないで周りとの付き合いがなく孤立している高齢者をどうしたらいいかという最初の問いに対しては、コミュニティ行事のような人付き合いが得意な人が中心の世界に、人付き合いが苦手で、自分の世界に踏み込まれたくないと思っている人をいきなり引き込もうと持ってもうまくいくはずはありません。

でも、人付き合いが苦手な人にはそれなりの社会とのつながり方があるのです。それには、まず、自分から貢献できる行動をすることです。ぜひ、不安や孤独を感じている人がいたら、自分がストレスなく、自分だけで始められる何かを探してほしいな…と思います。

周囲に人にできることは、その人がそれに気づくきっかけができるような働きかけじゃないでしょうか。あまり負担なくできそうな簡単なことをぜひお願いしたいと頼んでみることが、そのきっかけになることもあります。それは、やさしいお節介だと思います。

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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