ギリギリの課題というのは、そう簡単にクリアできるものではありません。課題を提出された側からすると、「えー、そんなことが私にできるかな…」と感じてしまうようなことなんです。
でも、これが面白いところで、実際にやってみると、すぐにクリアはできなくても、どこかで、クリアできる部分が出てきます。そして気づけば課題をクリアしていて、明らかに成長し、一段階上の仕事ができるようになっているのです。
そうしてできるようになったことを、「やっぱりできるじゃん」「できるようになったね、すごいね」なんて言われると、嬉しくなりますし、やればできるという自信を持つことにもつながります。
ただ、問題は、どのくらいの課題を出せばいいか。ここが難しいところなんです。あくまで私の感覚だと、5回やって1回成功するかどうかくらいの仕事レベルを突けると、ギリギリクリアできることが多いようには思います。
とはいえこれも、人によって変わるところです。ですから、本当に丁度よく、スタッフのギリギリを突こうと思ったら、そのスタッフのことを、しっかり見ておく必要があります。今どんなレベルなのか、どのくらいのモチベーションで仕事に取り組めているのかなどですね。
ここを見ないまま、自分の感覚だけで、「このくらいだろう」と決めつけてしまうと、せっかく成長できるチャンスだったのに、逆にやる気を無くさせてしまう可能性もあります。
あなたの周りのスタッフに、ギリギリの課題を出してより成長してもらおうと思ったら、どんなレベルの課題が出せるでしょうか?
今日の質問です。
- 周りのスタッフ3人の今現在のレベルはどのくらいですか?
- その3人に、ギリギリの課題を出すとしたら、どんな課題が出せそうですか?
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