編集後記
私個人の見解では、この問題では、学校側は挑発生徒I君保護者らとすでに話をつけています。謝罪と処分についての検討はすでに決まっているのです。
ここで言えることは、学校よりも保護者の方が強いということです。一部の保護者や生徒は、お客様意識が強く、学校とともに教育していくという意識は薄いのです。
ここまで問題が広がり、生徒らが挑発し、炎上目的があったということが明らかになり、教師の処分を免除するように願う署名運動も活発になるということは予想もしていなかったことでしょう。
私が親ならあの動画を見れば、「殴ってくれてありがとう」と教師に感謝したいくらいです。その上で、家庭教育の中で、徹底的な礼儀作法を学ばせるでしょう。
一方、都教委は問題については放置し、世間が忘れる頃にちょうど進級や新入学、教員の転勤などの時期が来るので、しれっと別の学校に配置を変えようと考えているでしょう。
つまり、問題について徹底的に話し合い、再発防止のために根本的にできることは放棄しているのです。ですから、こうした問題は明確な答えや基準なども示されないまま、再発するのです。
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