アリアナ・グランデにも勧めたかった、2週間で消えるタトゥー

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日本好きを公言する人気歌手アリアナ・グランデさんが、自身の新譜に合わせて入れた漢字タトゥーが「ちょっと違う」と話題になりました。アメリカのタトゥー市場は15億ドルにもなるといい、それと同等以上のタトゥーを消すための市場があると、『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』の著者、りばてぃさんが伝えています。そしてそういった中、2週間ほどで消えるインクタトゥーとして注目されているカナダの会社の商品も紹介しています。

お洒落としていれるタトゥー

(1)アリアナさんの新しいタトゥー

1月18日に新曲「7 Rings」を発売した人気歌手のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)さん。発売を記念して自身の手のひらにタトゥーを彫ったが、「7 Rings」の日本語訳となる「7つの指輪」ではなく、「七輪」と彫ったことで意味が違いすぎるとして話題に。

ご参考:
アリアナ・グランデが「七輪」タトゥーを修正!そのためにした“ある事”に衝撃 – フロントロウ

「七輪」…。説明するまでもないが、お魚とか乗せて焼くと美味しくなる日本の伝統具のこと。日頃の発言からアリアナさんの日本好きは知られているため、ジョークだとか侮辱したとか意味合いはまったくなく、単に間違えてしまったようだ。

「7つの指輪」だと文字数が多すぎて掘るのに痛かったから短くしたという事情もあったようだけど、さすがに「七輪」はいろいろ違いすぎるということで新たに「指」とハートマークを追加。「でも、それも違う…」ということで代替案が提案されたりとアリアナさんのタトゥーをめぐる話題はまだまだ尽きない状況となっている。

ご参考:
[UPDATED] Ariana Grande Fixed Her Tattoo Last Night and It Is STILL Wrong

(2)海外ではタトゥーはビッグなビジネスチャンス

「タトゥー」と言えば聞こえがいいけど、日本語だと入れ墨。みなさんご存知のとおり、日本での「入れ墨」に対するイメージはあまり良くない。「入れ墨」が1つでもあれば温泉や銭湯に入ることができなかったりする。

でも、海外、特に欧米で「入れ墨」はお洒落の一環。好きな人の名前を入れたり、社会平和を訴えたり、アリアナさんのように大好きな日本語をいれることで自身の信条を示す証にする人も多い。

その規模は実はかなりすごくてアメリカのタトゥー市場だけでも、2018年時点で15億ドル(1ドル108円換算で1,600億円)あるとの調査結果が出ており、注目のビジネス市場になっているほど。15億ドルはすごい。

ご参考:
America’s Booming Tattoo Economy: A $1.5 Billion Industry

一方で、多くの人たちがタトゥーを入れれば、当然、上述したアリアナさんのように入れた文字が間違っていたり、入れてみたけど消したいという人も数多くいる。

実は、一旦入れた入れ墨を消したいというニーズはこの入れ墨市場以上にあるとも言われていたりして、タトゥーを消すビジネスもかなり盛況となっている。

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