ビジネスでも使える。「三手の読み」を実生活で生かす物の考え方

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「将棋は三手先まで読めればよい」。そんな言葉を残したのは棋界で頂点を極めた大山康晴十五世名人ですが、将棋だけではなく、営業交渉・恋愛はたまた職場の人間関係でも、「三手先」が読めればかなりのアドバンテージが期待できます。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』では著者の須田將昭さんが、「三手の読み」「王の早逃げ八手の得」など、実生活にも役立つ将棋の格言について解説しています。

三手の読み

みなさんは将棋はご存知ですか?

結構凝っている…という方から、駒の動かし方ぐらいはなんとか…という方まで幅広くいらっしゃるでしょう。

将棋は囲碁よりも歴史は新しいようですが、それでも多くの人に長く愛されてきただけに、いろんな知恵が凝縮された側面があります。知らない間に使っている言葉の中に将棋から生まれた言葉があります。たとえば

下手の考え休むに似たり

ということわざがあります。上手な人と将棋を指しているとき。相手の方が上手なんですから、こちらがいくら考えたところで、相手を上回る良い手が浮かぶわけでもない。長時間考えてもそれは虚しく時間を過ごすだけで休んでいるのに等しいという意味です。さっさと指していく方がいいのです。

そうは言っても…というところですが、将棋の初心者向けの言葉に良いものがあります。強い人はそれこそ何十手先も読んでいるかもしれませんが、まだ下手な段階ではそれは無理。どうすれば良いか。

基本は三手の読み」と言われています。

自分がこう行く。相手がこうしてくる。そこでこうしてやろう。という「自分」「相手」「自分の三手だけを読む

ある局面では、いくつもの選択肢があります。プランAかプランBかプランCか。どれが一番良いだろうか。3つののプランのそれぞれに三手だけ読む。簡単そうに見えますが、「相手がこうしてくるの部分ここが非常に大事です。

自分の都合が良いようにだけ解釈していないか思いもよらない相手によって良い案がないかという点を必死に考える。それだけで、「読み」の力が確実に向上する、と入門書などでは書かれています。

これは実生活でもいろんな場面で応用が利くはずです。

「下手な考え休むに似たり」ですが、二手目だけはしっかり考える。それは「休み」にはならないはずです。

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