それは「病気」。日本の若い女性を襲う新型栄養失調からの脱却法

 

これを解決するには、まさに意識的に

  • 多品目を食べる

ことでしょう。無意識的に同じモノ…同じようなモノを食べ続けてしまう結果として栄養が偏っていくのですから、この逆、つまり

  • 意識的に
  • 一回づつ
  • 違うモノ

を食べていけば、必然的に新型栄養失調になりにくいはずだと思うんです。また、お皿やお茶碗お弁当の大きさをちょっと大きめにするだけでも効果が上がります。それに見合う量を盛り付けてしまうので、必然的に摂取カロリーが増えるんですよ。

そして、根本的には病的な痩身から健康的な肥満(って言えないレベルなんだけども)へ

  • 美の基準を書き換えること

です。…うーん、まあ、生まれてこの方、「普通」体重になったことのない私が言っても説得力がないかもしれませんが。

栄養失調でも構わないと思う心の奥底にあるのは、間違いなく肥満への恐怖と痩身への憧れです。しかもこれが病的なレベルに高まってしまっていることです。ここが変わらない限り、食事に対する無関心さは治らないでしょう。

豊かな国の栄養失調。みなさんの周りにもきっといると思います。まずは、いつもと違うモノを食べることから。健康を損なってからでは、大変ですよ。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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