西日本のぬる湯は、美作三湯と呼ばれる岡山県の湯原、湯郷、奥津に多い。
なかでも入っておきたいのは、西日本露天風呂番付の横綱である湯原温泉の『砂湯』である。湯原ダムを仰ぎ見る河畔に巨大な露天風呂があり、バスタオルなどを巻いて入浴する。無色透明の湯は底の玉砂利がくっきりと見える透明感で、足元から温泉がぷくぷくと湧いている。いわゆる“足元湧出”と呼ばれる全国でも貴重な温泉だ。湯船は3つあり、38度ほどのぬる湯から42度近い適温湯まで、温度の違いを楽しみながらはしご湯ができる。でも個人的には、砂湯よりもお湯は『真賀温泉館』の方が好きかな。
そのほかにぬる湯&冷泉で僕の好きなところをピックアップすると、
- 『旅館二階堂』(福島県微温湯温泉)
- 『見沼天然温泉小春日和』(埼玉県見沼天然温泉)
- 『源氏の湯』(山梨県十谷上湯温泉)
- 『浜屋旅館』(群馬県川古温泉)
- 『ランプの宿高峰温泉』(長野県高峰温泉)
- 『貝掛温泉』(新潟県貝掛温泉)
- 『自在館』(新潟県栃尾又温泉)
- 『療養湯』(岡山県湯郷温泉)
- 『郷緑館』(岡山県郷緑温泉)
- 『真賀温泉館』(岡山県真賀温泉)
- 『亀の湯&鶴乃湯』(島根県三瓶温泉)
- 『熊谷旅館』(島根県小屋原温泉)
- 『ラムネ温泉館』(大分県長湯温泉)
- 『七里田温泉下ん湯』(大分県七里田温泉)
などなど、枚挙に遑がない。
まだ令和になってどこの温泉にも浸かっていないので、少なくとも来週には草津に行く予定。その前に、今週中にどこかに行きたいなぁ。
image by: kolisu, (C)ひとりたび向上委員会 CC BY-SA 2.1 JP
ページ: 1 2