(1)現金払いもできるAmazon Go
Amazon Goと言えば、レジレスが最大の特徴だが、ニューヨークの第1号店は、Amazon Go初となるの現金払い可能な店舗となった。シアトルやサンフランシスコにオープンしているAmazon Goでは現金払いができない。
専用アプリを事前にダウンロードし支払い方法を登録(たいがいクレジット・カード)。入店の際に入り口の機械にアプリをかざすだけで店を出る際は何もしなくても自動的に手にしている(またはバックなどに入れた)商品がアプリに入り、登録済みの支払い方法で自動的にお会計がされる仕組み。このコンセプトが発表されたときは、まさに「未来の小売」をIT大手のアマゾンが具現化しようとしていると大騒ぎになった。
そして、シアトルの1号店がオープンした直後は、レジに並ばなくていいのがウリなのに、人が殺到したことで、入店までに店舗外で待つ長い行列ができ、そんな様子もニュースになった。
とにかくいろいろと話題だった店がついにニューヨークにオープンしたということで、当然のことながら店外には長い行列ができ大盛況となった。そして、Amazon Go初の現金払いができる店としても大きな話題となっている。
ちなみに、シアトルのAmazon Goに行ったが、店の魅力は、アプリを使った自動支払いができるレジのないレジレスの仕組みだけだった。店としては品揃えは微妙で、ニューヨークでオープンしても果たしてどうなるのだろうか?と思っていたが、そこはアマゾン。ちゃんとニューヨーカーの好きなものを入荷している。
シアトルのAmazon Goについては、過去のメルマガで書いており、まぐまぐニュースにもなっているので、以下、どうぞ。
ご参考: ● レジレスの「Amazon Go」に行ってみたら、品揃えが残念だった件