NYで「実店舗」復活ムードを牽引する「ブルティン」成功の秘密

 

日本でも、不条理なセクハラ問題に反対する#MeToo運動や、給料が男女で平等ではないことなどがアメリカで問題になっているというニュースは報じられているのでご存知と思うが、そういった女性軽視問題だけでなく、これまで見過ごしてきた女性の権利を改めて考えてみようという思いを持つ女性が増えてきている。

そしてこれは、このメルマガでも何度かお伝えしてきたが、女性だけでなく男性にとっても良いこと。男性もこれまで男性だからという理由でなんとなく気にしてこなかった権利や主張を見直せることにも繋がるものだから。

これについて細かく説明するには長くなってしまうので、よくわからないなという人は、2014年に女性のための国連機関「UN Women」の会合で、ハリウッド女優のエマ・ワトソンさんが、国連では史上初となる男女平等を普及するプログラム「He For She」の立ち上げを宣言する名スピーチを聞かれると考える材料になるかなと思うので以下どうぞ。

ご参考:エマ・ワトソンさんの国連スピーチの日本語訳スクリプト #HeForShe

このスピーチがされた2014年からじわじわと女性、男性、そのどちらでもないLGBTQの方々、みんなそれぞれが一生懸命考え行動してきた中で、ブルティンの創業者も同じように埋もれてしまっている女性による商品を紹介していきたい、そんな想いからブルティンははじまった。そして、その想いに共感する人たちがブルティンを支持しているのである。

そんなわけで、ブルティンは今のアメリカの消費者心理を考える上でも非常に参考になると思う。

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