今や人生100年時代とも言われ、健康寿命や年金など様々な不安が話題になることも多くなってきています。老後の問題は様々ですが、どうやら男性と女性とでは、それぞれ別の悩みが浮上してくるようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、老いてから困らないために、若いうちから始められる老後対策とその考え方を記しています。
トモダチとおカネ
さて、本日はながーーーい老後に必要なもののお話。
日本人の寿命は伸び続けており、現在10歳以下の子供の場合約半数が100歳まで生きる計算になっています。あの、
- 100歳ですよ、100歳!!
ビックリしませんか?(゚ロ゚屮)屮
ちょっと前まで100歳になると、長寿を祝って政府から純銀の盃が贈られたそうですが、100歳が増えすぎたため銀メッキ盃に格落ちし、それも廃止の方向だとか。現段階でそうなんですから、50年後くらいには100歳なんて掃いて捨てるほどいるでしょう。
きっとそのころには、長寿とか健康とかの概念が書き換わっていそうですね。
そう、それに伴って
- 老後
も変わっていくんです(´・д・`)
老後っていう言葉自体がヘンですよね。年を取って老人になった後の人生くらいの意味ですが、寿命が延びれば当然「年を取って老人に」なるのも先に延びるはずですよね。
そんな長く延びていく老後(?)のために必要なおカネは、さあいくら!みたいな記事がたくさんあります。ま、それはソレにオマカセするとして。
実は、男女で必要なモノが違うようなんです。それが
- 男性は、トモダチ
- 女性は、おカネ
だそうです。それぞれ言わずもがななんですけどね…。
男性は、仕事中心の生活を送ってきたため、仕事がなくなると
- 生きがいも
- 人間関係も
失ってしまうんです。また、タテ型のコミュニケーションばかりしてきたせいで、肩書きや数字や論理と関係ない
- ヨコ型のコミュニケーションが苦手
なんです。ま、つまり平たくいうとですねえ、
- エラそうにしか話せない
ってことです( ̄∇ ̄) いや、笑えないんだけども、そりゃ誰も相手してくれるわけないわ。で、コレをこじらせて…いや、昂じて
- 孤独(。。)
に陥るわけですね。
対する女性は、分かりやすいですよね。どれほど男女平等だなんて言っても、日本では男性と女性の平均給与に厳然とした格差…いや、差別があります。どんなに頑張っても女性は男性ほど
- 稼げない
のが実情です。いや、一部例外は除いてくださいね。平均の話ですから。
この格差が、老後につまり働けなくなったときに、響いてくるんです。平たく言えば、
- 女性は貧乏に陥りやすい
ということです。おカネがあれば出来ることが、出来なくなってしまうんです。ちょっと遠い病院に行く電車賃をケチらなくてはならなかったり、掴みやすい手摺りにリフォームするのをためらったりということでしょう。これもなんだか納得ですよね。