子どもが自分に合うものを見つけられるように情報を与える
好きなことをやらせると言っても、幼児期だと何が好きなのかわからないということもよくあります。そこで大切なのは、子どもに向いていそうなものを親が紹介・推薦してあげることです。
「公民館で押し花教室があるよ。ちょっとやってみない?」「本屋さんにこういうのがあったよ。あなたに向いているかも。見に行って気に入ったら買ってこよう」というように。
本人が嫌がることを強制するのはよくないですが、紹介・推薦は必要です。子どもは情報弱者であり、ごく身近にぴったりなものがあっても、自分で見つけることができないからです。
また、「始めたからには2年間は続けなくてはやめ癖がつく」などと思う必要はありません。やって合わなかったら、やめればいいのです。お試しでいろいろやっているうちに、ぴったりなものが見つかります。
(初出「すくすく子育て」PHP研究所)
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