なぜ、人気の飲食店コンサルはすべての仕事に期限を設けるのか?

 

しかしながら、社長の会社も最初からできていたわけではない。

  • 元気よく接客すること
  • 活気を出すこと
  • 楽しんで仕事をすること
  • お客様を楽しませること
  • 美味しい料理をだすこと
  • できるだけ早く料理をだすこと

などなど、すべてが最初からできていたわけではない。粘り強く時間をかけて何度も何度も伝えてきたことで、社内に「やって当たり前」という風土を作り上げることができた。しかし、この過程では、もちろん「痛み」もあり、何人かのスタッフも去っていった。

ただ、「いい当たり前」が風土化すればすごく楽で、上記のようなことに“違和感”を覚えう人は入社してこないし、仮に入社したとして価値観のズレを感じて去っていく。

だからこそ、いい風土を会社・店に植え付けることは、企業の最初のステージにおいてすごく大切だ!ここで「いい当たり前」が構築されないと、企業の成長スピードは上がらないし、きっと、店舗の売上も上昇気流を描くことは難しいだろう。

僕がご支援している会社は、ご支援開始時は、皆、3~5店舗の規模だ。だからこそ、「いい当たり前」の風土を作ることにすごくこだわる。上記の店の仕事以外でも、

  • 期日を守る
  • ダメなものをダメと言える
  • 行動の前に計画をきちんとたてる

などなど、意外に“世間で当たり前のこと”、つまり、飲食以外の業界において当たり前のことをすごくうるさく言う。

特に、飲食業界では「期日を守るというのが非常に弱い。だから、すべての仕事に期限を設け、それを確実に守るという習慣づけをすごく大切にしている。

なぜなら、期日を確実に守れれば、それだけ「行動」していることになるから、「結果」も出やすくなるからだ。この「期日を守る」という風土が構築できない会社は間違いなく成長できない!

さて、あなたの会社では、「いい当たり前」が風土化されてきていますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中西敏弘 【発行周期】 毎週2回

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