なぜ「ほめ日記」を書いた人にプラスのことばかり起こるのか?

shutterstock_1024852147
 

潜在能力を引き出し“なりたい自分になる”トレーニングプログラムとして、多くの方からの支持を集めている「ほめ日記」。創始者である手塚千砂子さんのメルマガ『手塚千砂子『自分を味方にする法則「ほめ日記」&命のワークで希望の実現を!』』に、日本人にありがちな小さい頃からの「自己否定グセ」から解放され楽になれる日記の書き方が解説されています。

絶望の果てに出会った方法論「ほめ日記」。なぜ効果があるの?

C太さんからの質問

質問があります。僕は手塚さんの本を何冊か読みました。

自分は欠点だらけの人間で、改善を試みましたがいっこうに改善されず、自分に絶望していました。

どの本に書いてあったか忘れましたが、「欠点を改善するには自分のプラス面を探してほめること」という趣旨のことが書かれてあり、「まさか、そんなことで」と、その時は疑いましたが、藁をもつかむ気持ちで試してみました。

2か月くらいになりますが、最近、ようやく絶望の泥沼から、小さな希望の芽が出てきた実感があります。この芽を育てたいと思うのですが、本当に大丈夫か、自分は生きていけるのか、という不安がまだ心の中にあります。

「欠点を改善するには、自分のプラス面を探してほめること」という方法は、僕にとって実感とともに安心感を与えてくれますが、「どうしてだろうという単純な疑問もあります。

少し失礼な質問かもしれませんが、ご教示ください。

2、長所と向き合うと 欠点は消えていく

C太さんは、とても誠実で純粋な方なのだと思います。「人は、こうでなくてはいけない」という理想の人間像が心の中にあるのでしょうね。理想に合わない面を押さえつけ、自分を責め、戦い疲れてしまったのではありませんか。さぞ苦しかったことと思います。でも、私の方法論に出会っていただけて、良かったです。

あなたが、「自分のプラス面を探してほめる」ことを続けた結果、「小さな希望の芽が出てきた実感」を得られたのですね。命の感性が目覚めてきたのだと思います。あなたの命はとても喜んでいるはずです!「実感」というのは “あなた自身が感じとったもの” です。この「自分の実感」と、芽生えてきた「希望の芽」を信じましょう。

そして、この2か月間実践したことを、あと2か月続けたら、希望の芽は今の倍に伸びる。半年続けたら3~4倍になる──と信じて継続しましょう。それが「自分を信じる」ということです。

マーフィー博士の、潜在意識と願望実現の関係を書いた本や、ナポレオンヒルの「思考は現実化する」という内容の本は、日本で数多く出版されています。その多くは、ベストセラーになっています。それだけ多くの人に読まれ、知られている真実の「法則」でも、なかなか自分のものに出来ない人が多いのも事実です。

それは、日本人特有の “マイナスの特徴”があるからだと 私は考えています。それは──
「自分を否定することは美徳だ」
「欠点を責めていれば改善され、イイ人間になれる」
「ほめていると甘えた人間になる」
という観念が、ムカシから日本社会に在って、子どもの頃から、そういう観念を刷り込まれている、ということです。

この刷り込みを手放し、突破するには「ほめ日記」が最高のメソッドだと、私は自信を持っています。

print
いま読まれてます

  • なぜ「ほめ日記」を書いた人にプラスのことばかり起こるのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け