グレート義太夫が容体急変で緊急入院。本人が語る当日に起きた事

 

手術室でかかった曲に思わず爆笑

手術。
どんな内容かと言うと。今回やったのは「血栓除去」と「シャントの新設」。シャントとは簡単に言うと。透析の採血と返血」は静脈を使ってやるんだけど、静脈だけだと、どうしても血流が足らないので、その静脈に動脈を繋ぎます。これが「シャント」。正常だと、血液の流れる音が「シャワシャワ」聞こえる。これが「スリル音」。

局部麻酔だから、痛みはないけど、結構な力で血管引っ張られる(笑)。そんなに伸びるんだ!ってくらい。手術時間は2時間40分ほど。何が嬉しかったって、手術室に入ると、曲が流れているんだけど、
「それでは始めます」
で、かかった曲がなんと「菊次郎の夏 SUMMER」これには先生と大笑い(笑)。
「どんなサービスですか!(笑)」
その後の曲を聴くと、どうやら「久石譲さん」のCDだったようで、「風の通り道」も聴けて、痛み半分だったな(笑)。

カテーテル。
手術も無事終わり、月曜日の透析。もちろんまだシャントは使えないので、首にカテーテルを入れて、そこから透析。ま、痛くはないんだけど、慣れないうちは、首を動かすと違和感あるよね。言っても首にカテーテル入れるの2回目だからね、そんなにドキドキもしていない。は嘘かな(笑)。

大失態。
ここんとこクリニックでの透析が、時間通りできなかったりして、久々のがっつり透析だったからかな、途中で血圧が急降下。「90」まで下がって、ナースコール押した時は遅かった…。

まず冷や汗が出て、腹痛に襲われて、最後に吐き気がやってくる。そうなると除水は中止で補水生理食塩水を入れられる。俗に言う「出したり入れたり」。ま、言ってるのはオレだけだけど…。

初めてここで透析した時は、血圧が70まで下がって震えが止まらなかったんだけど、「透析ってこういうものなんだ、大変だな」ぐらいに思って我慢していた。見回っていた看護師さんに発見され、救助されるんだけど、その時は「もっと早く教えてね」と怒られたけど、透析初めての身にとっては、わからないもんね~。

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