しかし、残念ながら実践しない人は、たとえば、「自分がツイツイ愚痴ってしまった時、前向き志向にスイッチ変換する為にはどんな工夫ができるか?考えノートに書き出しましょう」という課題があったとします。この課題に対して、「愚痴をこぼさないように気をつけます」「モチベーションアップのヒントになりました」などと書いて送ってきます。
正直「だからどうなんですか?」って思います。
愚痴をこぼさないように気をつけるとか、モチベーションアップのヒントになるとか、それは、実践でも何でもないからです。そのような感想は小学生でもいえるものです。実際に考えてノートに書き出したとは思えない内容です。
愚痴をこぼさないようにするために普段からできる工夫を考えてノートに書き出す。モチベーションが下がったとき、気持ちをリセットしフラットに戻す工夫はどんなことか?考えてノートに書き出す。
ということを実際に考えられるだけ考え書き出し、実践しないと、意味がないのです。
具体性の無い、抽象的なものしか浮かばない人は考え行動することから逃げているのと同じです。具体的にどう取り組めば良いか?を考え、実際に動いてみることではじめて力になっていくのです。
どうせなら、『ビジネス真実践』をご覧いただいているあなたには、少しでも自分の力になる、自分の力を引き出すための実践を積み重ねて頂ければと思います。その為にも…
「実践することとは、どういうことか?」
ちょっと哲学っぽいですけど、こうした定義を自分なりに持っておくのがいいかも知れませんね。
ということで、本日も考えてノートに書き出し実践することをおススメします。
■今日のまとめ
「実践するとはどいうことか、定義する」
- 実践することとはどういうことか?自分なりの定義をノートにまとめてみる。
- 書き出した定義に基づき、日々実践する
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