インフルエンザ患者が急増中。インフルにかからないための対策は

2019.12.16
by MAG2 NEWS編集部 HY
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1ヶ月ほど前の11月15日に、インフルエンザが全国的な流行期に入ったことを厚生労働省が発表しました。時事通信は、例年並みの流行入りとされた昨年より約4週間早く、現行の集計方法となった1999年以降で2番目に早いと伝えています。インフルエンザについては、すでに厚労省の発表で9月9日から15日までの1週間だけで、全国に約5000ある定点医療機関の患者数が、昨年同時期の8.7倍に達していました。

また12月13日に厚生労働省が発表した資料によると、12月2日〜12月8日の定点あたりの報告数は9.52(患者報告数47,200)と、前週の5.52よりも増加しており、多くの都道府県で警報・注意報が出ている状況です(画像1)。令和初の年末を迎える前に感染が拡大しているインフルエンザですが、どうすればインフルエンザにかからない、あるいは発症しないで済むのでしょうか。MAG2 NEWSで紹介した過去記事と、厚生労働省が発表している「感染防止」案から見ていきましょう。

画像1(厚生労働省「インフルエンザ流行レベルマップ」第49週より)

画像1(厚生労働省「インフルエンザ流行レベルマップ」第49週より)

インフルエンザにかからない、発症しない人の「対策」

● 医学的に見た、インフルエンザにかかる人・かからない人の違い

こちらの記事では、意図的にインフルエンザにかからない(発症しない)体質にするのは難しいものの、インフルエンザを予防するための「点検ポイント」があることを紹介しています。ワクチンを打っても感染する人もいれば、ワクチンを摂取したのに感染しない人もいます。その違いの「なぜ?」をチェックしてみてください。

● 長引くインフルエンザの流行。鍼灸師が教える、原因と家での対策
● カゼ予防や春先のアレルギー対策で食べておきたい「根菜類」は?

こちらの2記事では、現役の鍼灸師さんが自宅でできる簡単なインフルエンザ対策や食生活に取り入れたい食材を紹介しています。

● インフルエンザ感染は予防できない。それでもマスクをすべき理由

また、こちらの記事ではインフルエンザ予防ではなく、「加湿」「防寒」の観点からマスク着用を推奨しています。マスクの効用の有無については様々な見解が出されていますが、厚生労働省が提唱するインフルエンザ感染防止における「咳エチケット」には、「咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。」「咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。」という記載があります。咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布製マスクの使用が良いようです。

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