なお、年金の価値を下げるから見た目の年金額を引き下げるという事はしない。あくまで年金額が上がったり下がったりするのは物価や賃金の変動があった時。それが均衡するまでは、積立金の運用益や元本も取り崩しながら給付に充てて年金給付に影響が無いように配慮されている。
今国がやっているのは、平成16年年金改正時に決めた年金の価値を落としながら、年金給付の支出と保険料収入が一致するところまで持っていき、一致するまでは積立金も給付に充てながら年金の支払いの影響が出ないように使っているわけです。いきなり、一致するところまで年金を突然下げたら世の中が混乱しますからね^^;
まあ、ちょっと話は長くなりましたが、厚生年金の我々が積立金の少ない国民年金野郎をどうして助けなければならんのか!と早まる前に、そもそもみんな国民年金を共通して貰う事は同じなので、国民年金にプラスになる事はみんなにプラスになるという事です。
ちょうどEUから離脱したイギリスのように、財政の悪い他のEU加盟国とどうして手を組まなきゃいけないんだって話と同じように考えてはいけない。
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