鍼灸師オススメ、自律神経を整え体を軽くする「あのポーズ」

2020.01.25
by MAG2 NEWS Editor Mieko Takayanagi
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暖冬が続き、例年よりは少し暖かいものの、そこはやはり冬。日差しがある日中はまだ平気かもしれませんが、朝晩はやっぱり寒いですよね。なんとなくダルい、体がむくむなど、寒い季節特有の体調不良に悩んでいたりしませんか?特に、過食や不規則な時間を過ごしたお正月明けにこのような症状を訴える人も多いようです。今回のメルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』では、著者の鍼灸師・のぶ先生が、正月疲れの体をラクにし自律神経を整えるとっておきの方法を紹介しています。

正月疲れの自律神経調整

正月太り

お正月に過食と怠惰な生活、そして、睡眠リズムの乱れなどで、胃腸の働きが低下していたり、回復力が下がっていることがあります。加えて冷えや疲れによる肩首などのこわばりがあると、めまいやふらつきなどを感じることも。これら「何となく調子が悪い」症状の原因は、自律神経の乱れ。

自律神経を整えるには胃腸から

胃腸の働きを整えると、内臓機能全般が正常な働きを取り戻し、全身の血流も良くなることで、カラダのメリハリが出てきます。胃腸に適度な刺激を与えるのは「逆立ち」がおススメですが、転倒が心配。ヨガには「ダウンドッグ」という両手両足を床につけてアタマをおろし、お尻を天井にむけて全身で「三角形」をつくるポーズがあります。この「アタマをおろして」「お尻をあげる」ことで「逆立ち」と同じ効果が得られます。

胃腸を整える「ダウンドッグ」のやり方

  1. 適度に歩幅を広げて背筋をまっすぐ伸ばしたまま「股関節」からカラダを前に倒します。
  2. 両手でカラダが前に倒れないように床を抑えます。
      ※両手で踏ん張らないように肩の力は抜いておきましょう。
  3. カラダがお尻と両手両足を頂点に「三角形」になるようにポーズを取ります。
      ※めまいや血圧予防にはアタマを下げるようにします。
      ※めまいや高血圧がある人は、アタマをあげておくことでふらつき予防できます。

効能

  1. 腰ではなく股関節から屈曲することで骨盤周りのストレッチがかない、血流が良くなります。
  2. 踵で地面をしっかり踏むことでアキレス腱のストレッチがかない、足腰のむくみ対策になります。
  3. 肩の力を抜いてしっかりのばすことで、肩周辺の筋肉のリラックスをうながし、めまいや頭痛、肩コリの予防になります。
  4. 背筋を伸ばしてリラックスさせることで、体幹部の筋肉の緊張が取り除かれ、胃腸の働きを高めることができます。
      ※食欲不振や睡眠障害、お腹にガスがたまったりポッコリ出っ張る時など、おススメのストレッチです。

image by:Shutterstock

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