阪神大震災から25年。自宅の防災用品のチェックは万全ですか

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あまりに多くの方の命が奪われた阪神大震災から、今年で25年。その後東日本大震災の発生などもあり防災意識は高まってはきましたが、ご家庭の防災装備の点検は万全でしょうか。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』では著者の須田将昭さんが、それらをチェックすべき時期や実践しておくべきこと等を記しています。

新年早々防災装備をチェック

兵庫県南部地震は、1月17日の早朝、阪神・淡路地域を中心に大きな揺れをもって、未曾有の被害をもたらしました。漠然と「関西には大きな地震はない」と思い込んでいたところもあったと思います。あれから急激に防災への関心が高まったと思います。

主には9月の関東大震災にちなんだ防災の日があり、この1月の阪神・淡路大震災にちなんだタイミングで防災用品を点検するのはちょうどいいと思います。東日本大震災の3月でももちろん構いません。3月と9月で半年ごとになるので。

1年に1回だと、有効期限ぎりぎりのものや、期限が切れてしまうものも少なくありません。有効期限、消費期限が1年のものは、買った時にすでにちょっと時間が経っているので、買ってから1年後にチェックしたのでは遅いんですよね。

半年に一度、買ったものの備蓄品の期限が切れていないかその辺をチェックしましょう。後数ヶ月のものがあったら、新しいものをこの週末にでも買いに行きませんか? そして古いものは食べるなり、使うなりして消費しておきましょう。

防災食、非常食などは、作り方をこういう時に試しておくといいですね。非常用トイレなども有効期限があります。このタイミングで一度試してみてはいかがでしょう? 実際に使ってみて初めていいところ、悪いところが見えてきます。つかい心地が悪ければ、他の類似の製品も試してみようということも出てくるでしょう。非常食だって食べてみて味があまりに口にあわないようだと違うタイプを買い揃えておきたくなりますね。

ここ数年のさまざまな災害を体験し、見聞きしてきて、多くの人がいろんな形で災害への備えをするようになったと思います。でも、時々点検しておかないと、いざという時にうまく機能しなかったり、使い方がわからなかったり、期限が切れていたりということも起こり得ます。

阪神・淡路大震災の起こった1月17日。それを思い起こしながら、軽くでもいいので装備の点検をしてみませんか?

あの地震は、まだなんとなく正月気分が明けやらぬところがどこかにある中に、強烈な勢いでやってきた記憶があります。台風など風水害と違い、本当に待った無し、いきなりなのが地震災害です。それだけに、できる時に装備の点検をしておく、思い立ったが吉日、そんなつもりで見ていただけたらと思います。

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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