安倍首相は22日、立憲民主党の福山幹事長から「少なくとも捜査の状況がはっきりするまで立ち止まって白紙にするべき」とカジノ整備の撤回を求められたが、引き続ける方針を強く示した。カジノ整備のための基本方針について「独立性を有するカジノ管理委員会や国会での議論も十分に踏まえ、丁寧に進めていきたい」と述べたとテレ東ニュース、時事通信などが報じている。これに対して、ネット上では疑問視する声が多く挙がっている。
IR担当大臣の逮捕も関係なし
統合型リゾート施設をめぐる汚職事件で逮捕された秋元氏については、「誠に遺憾だ。副大臣に任命した者として事態を重く受け止めている」と語った。逮捕者が出て、世間から反対の声が強まる中、これほどまでに強く押し進める理由は一体何なのか。
疑惑が残る「桜」
福山氏は「桜を見る会」の名簿の扱いが公文書管理法に違反していた件で、安倍首相と菅官房長官の責任についても問うた。これに対して安倍首相は事務的なミスだったとし、担当課長を処分したと述べた。
また、立憲民主党の枝野代表から昨年4月に東京都内のホテルで開催された「前夜祭」の明細書を開示しない理由を質問されると、自身の事務所がホテル側に問い合わせたが「営業の秘密に関わることから、公開を前提としての資料提供には応じかねる」との回答があったと説明したという。
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