孤独死の2割が40、50代の衝撃。「働き世代」のリスクが高い理由

2020.02.07
by MAG2NEWS編集部 NK
 

働き盛り世代の方が危険?

東洋経済の取材によると「セルフネグレクト」による孤独死は、若者の危険性も高いようだ。というのも、65歳以上であれば介護保険制度があるため、地域包括の方や民生委員の方が訪問し、そのなかで何らかの兆候が見られた場合、介護サービスに繋がられる可能性が高いからだ。しかし65歳以下は、行政のサポートを受けられないため、異変に気づく者もいない。他にも、これまでに比べて人間関係が希薄になってきているのも危険性が高いといわれている理由のひとつとされている。

セルフネグレクトに陥るきっかけは、リストラ、周囲の人の死、孤立、うつなどの精神疾患、アルコールなどによる判断力の低下、経済的困窮など、人によってさまざま。年齢関係なく、誰でも陥る可能性があるものである。決して「孤独死」は、他人事ではないと心に留めておきたい。

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source:東洋経済朝日新聞

image by:Shutterstock

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