安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスの検査に対する答弁を二転三転させたと共同通信などが報じている。
首相の感染検査答弁、二転三転 - 「能力確保」か「全力」かhttps://t.co/Bkb42oPcDq
— 共同通信公式 (@kyodo_official) March 2, 2020
会見からトーンダウンか
首相は先月29日に国民に向けて行われた首相会見で、「すべての患者が受けられるほどの検査能力を確保する」と語ったが、2日に行われた参院予算委員会では「医師から検査を受けるべきだと判断された場合は、検査を受けられるようにしていくために全力を傾けたい」と修正。これに対して立憲民主党の福山哲郎幹事長が首相のトーンダウンを指摘すると、「十分な検査能力を確保していく」と訂正したという。
荒れた参院予算委員会
2日に行われた参院予算委員会で非難されたのは、これだけではない。首相会見を途中で打ち切った対応については「意見や批判に耳を傾けると言いながら、なぜ会見を続けなかったのか」と立憲民主党の蓮舫参院幹事長から追及されていた。これについて「首相会見は、いつもそのような形だ」と釈明している。
蓮舫参院幹事長が「休校要請」に伴い、高齢者施設を対象にしなかった理由について問うた際には、自民党の松川るい参院議員が「高齢者は歩かない」と最低のヤジを飛ばしている。問題続きの安倍政権、本当に大丈夫なのだろうか。
IR秋元司議員は、このご時世に政治資金パーティ
IR汚職事件で起訴された秋元司衆院議員が、今月25日に政治資金パーティを開催するという。講師には、自民党の林幹雄幹事長代理を招いており、会費は1万円。国民が不要不急の外出禁止を強いられているなかでの、パーティ開催の知らせ。意識の低さに、ネット上には批判の声が多く集まっている。