満員電車に乗りたくない。新型コロナで別れる企業と社員の明暗

2020.03.12
by MAG2NEWS編集部 NK
 

社員を守ることができる強気なトップが必要

上記記事で筒井氏は、顧客の要求をすべて聞いていたら社員の働き方も圧迫されるだけで、こうした構造の社会では働き方改革は進まないという。自社の商品やサービスに自信がなければなかなかできないが、「当社はこういう働き方を推進しているので」と堂々といえるトップが増えれば働き方改革はもっと加速する、と語った。

ミスの増加やクオリティの低下は本当に起こるか? 生産性は反対に向上しないか? 対策を講じないことで、社員の信用は低下していないか? 今一度、考えてみる必要がある。緊急事態への迅速で柔軟な対応力、それを決断できる判断力、そして自社に自信を持ち顧客と対等な関係を築くことができる経営トップが増え、日本全体で新型コロナウイルスへの万全な対策が取れるようになることを祈りたい。

テレワークを求めるTwitterの声










※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:日本経済新聞PRESIDENT WOMAN

image by:Benny Marty / Shutterstock.com

print
いま読まれてます

  • 満員電車に乗りたくない。新型コロナで別れる企業と社員の明暗
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け