緊急事態宣言後も満員電車。決死の覚悟で出勤する人の悲痛な叫び

2020.04.08
by MAG2NEWS編集部 NK
 

テレワーク「できる」企業が、実施しない実情

NHKによると、緊急事態宣言を受け、在宅で勤務するテレワークの導入がさらに進んでいるという。港区の金融関連の会社では、一部で導入をしていたが7日から対象となる社員を増やした。ふだんの3割程度の社員しかおらず、8日以降もさらに減らすという。こうした取り組みをする企業が増えている一方で、テレワークが「できる」のに「しない」企業があるのも事実だ。

乗車率を減らすことができれば、サービス業など「本当に」テレワークができない人たちの感染リスクも下がる。そのためにも、実施できる企業から実施していかなければならないはずだ。

しかし、テレワークができる職種であるにも関わらず、社員の健康や不安の声を無視して出社を強制させている企業が減らない限り、感染拡大を押さえることは困難なのではないだろうか。緊急事態宣言が出た今でも、こうした企業は一定数存在するという現実と向き合い、安倍首相にはより強くテレワークの実施を推奨していただきたいと思う。

Twitterの声

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:NHK読売新聞日本経済新聞

image by:StreetVJ / Shutterstock.com

print
いま読まれてます

  • 緊急事態宣言後も満員電車。決死の覚悟で出勤する人の悲痛な叫び
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け