新型コロナで家にいる時間を有効利用。昔懐かしい遊びのススメ

 

4.室内遊具

外へ出て運動ができればそれに越したことはありません。思い切り走ったり、ボールを蹴ったりして体を動かすとストレスも解消できるでしょう。でもそうした機会がない場合には、室内遊具を利用するのも一考。

売れに売れて品薄状態になっているものもあるようです。例えば、トランポリン。ダイエットにもなるため、大人からも大人気です。次に、バランスボール。こちらも、体幹を鍛えるのにうってつけで、腹筋も割れるそうなのでやはり人気が高いようです。

そして、小さなお子様向けに、「秘密基地」や「ブランコ付きスライダージム」、乗って遊べる「ブルーナボンボン(ミッフィーちゃん/D・ブルーナ)」などもあります。

家庭教育アドバイス…「ボードやカードゲームのメリット」

こうしたゲームのメリットはたくさんあります。ひとつは、「社会性の習得」です。大人数で遊ぶためのルールが身につきます。誰もが気持ちよく遊べるよう自分本位にはできません。

デジタルゲームは「リセット」できますが、対人のゲームでは、負けていても自分勝手にやめるわけにいかないのです。起死回生を狙って辛抱することになります。大人でも形勢不利になるとやる気をなくしたり、投げやりな態度でその場を白けさせる人がいます。人と遊ぶときのルールを学べば、どんな状況でも最後まで勝利を目指してゲームする、という辛抱強さを鍛えることができます。

もう一つは、主体性を養うことができます。ゲームの基本は勝つことが目標です。誰もが勝つことを目標にしているので、人に言われる通り動いては勝てません。自分で考えるのです。指示を待つのではなく自分で考えて行動する習慣はすべてにおいてよい影響を与えます。リアルな対人ゲームを今一度見直してみてください。子どもの新たな笑顔を引き出すことができると思いますよ。

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家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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