もちろん、インフルエンサーにかぶれているアンチ自粛派は少数だとも理解しています。その他大勢は、心から、日本の経済の危機を、日本の文化の衰退を心配していらっしゃる方が、ほとんどだとわかっています。確かに、外出自粛であるロックダウンは経済にモロに影響します。他人事じゃない。零細新聞社の僕自身、かつてない危機を覚悟しています。予定されたイベントを簡単に中止されたら、会社自体が潰れる、という経営者の苦悩は痛いほどわかります。
前述の、「インフルエンサーにカブれてる一般人」とは明らかに違い、会社の為、社員とその家族の為、あえて自粛しなかった経営者たちもいます。批判覚悟で、会社と社員を守るため、強行した会社役員たちは、考えに考え、悩みに悩み、それ以外、存続の道はなく、あえて自粛しなかった。どれだけの苦悩だったか想像に難くありません……。だからこそ、そうでない連中は花見は行くなよ(笑)飲み会は中止しちゃえよ(笑)。
今となっては、おまえひとりが飲み歩いたって、日本経済は元には戻らないよ。言葉は乱暴かもしれませんが、いまだに意地でも飲み歩いたり、風俗に通う、一般のサラリーマン、学生さんには、そう言いたい自分もいます。
「みんながそう思うから、経済がダメになるんじゃないか。ひとりひとりの力は大したことなくても、みんなが一丸となれば!少しでも、経済を回せるのなら!」今度は、そうも反論されるかもしれません。いや、そうかもしれないけどさ。今の時点で、もう、日本は通常ではないわけで。それに、「人種差別問題」や、「環境問題」だったら、そんなカッコいい理屈、似合うかもだけど、カラオケボックス行く口実に言われても…。心には響かないかもしれません。どうか、収束した後に、いっぱい行って、日本経済の復活に貢献してください。