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感染症予防の日本の習慣

ウイズ・コロナの社会がどうあるべきかという模索が始まっている。当分、新型コロナウイルス感染症は社会に存在し、その感染爆発を抑えて、社会活動は正常に行うしかない。

このウイルスとの戦いは数年続くことになるので、クラスターができないように社会的距離を取り、密度の高い電車などの中ではツバを飛ばさないようにマスクをするなど他人へ移さないことである。

社会的な礼儀や作法が変わることになる。握手やハグなどはしないなど、日本の古来からの作法が再度、世界に広がることになる。

日本は古来から伝染病が多かったのか、人と人の距離の取り方が確立していた。挨拶でも頭を下げることで済ましていた。外出から家に戻ったら手を洗うこと、うがいをすること、玄関で靴を脱ぐことなどがあり、外でも大声を出さないこと、伝染病になったらマスクをするなど、感染症予防の習慣が自然とできている。

もう1つが、アカモク、メカブ、モズクなどのヌルヌルした海藻を食べていたことで、スペイン風邪では、致死率が日本だけ突出して少なかったというが、新型コロナウイルスでも致死率がダントツに少ないことに起因しているようだ。要するに、日本人の自然免疫が強いことによる。これも伝染病に負けない食習慣を日本は作ってきたのであろう。

日本の位置が温帯であり、夏に疫病が流行して、冬になると収まるので、このような習慣で日本人は、感染病を乗り越えて生きてきたのだ。

この習慣を取り戻して、それでも新規感染者数が増えたら、再度、緊急事態宣言を出し、収まったら解除するようなことになる。その準備もしておくしかない。今回の世界的な都市封鎖で分かったことは、人との接触を抑えれば2週間程度で、新規感染者数は減る。

風邪の症状があり、調子が悪ければ、直ぐに町医者で簡易検査して、陽性なら「アビガン」「イベルメクチン」などの治療薬の投与で治す。80%は軽症で治るが、もし、重症化したら、その原因であるサイトカインストーム=免疫異常の治療薬であるリュウマチ薬の「トシリズマブ」を投与することである。

誰が重症化するのかを見極めるのは難しいので、50歳以上には検査で陽性なら、必ず「アビガン」「イベルメクチン」治療薬を投与するべきである。重症化が心配なら大病院でCTで肺炎の状況を見ることだ。

これが確立したら、それでほぼこのウィルスへの対処体制完了であるから、日常に戻して日本古来からの礼儀作法と食事で感染防止をすることである。日本は古来からの伝統を守ることが感染症予防にもなっているのである。

ハイインフレを覚悟する

今は、財政出動で、困窮者や事業者に給付を行い、事後直ぐに営業を再開できるようにして、景気の回復を早める必要がある。税収が落ちて、支出が多くなり、大量の国債の発行で凌ぐしかない。その国債を日銀が買うことになるが、市中での通貨量は大幅に増えて、悪性インフレが起きる可能性がある。

日銀はほかにも社債やCPなども買い入れて、通貨量が激増することになる。同じことをFRBも行っているので、円ドルは同じ歩調になり、円ドル間ではあまり変動がないかもしれない。

しかし、ドル円共に通貨量が増えるので、世界景気が回復すると資源・食糧価格が上昇する可能性がある。国債発行額がGDPの2倍程度では、インフレは起きないが、5倍以上になるとわからない。特に日本の場合は、食料とエネルギーの自給ができないので、通貨下落で日本は苦労することになる。

日本も米国も通貨の下落でハイインフレとなる。しかし、米国は食料とエネルギーを自給できるので、我慢ができる。日本では、耕作放棄地などでの食料生産と太陽光や原子力などでの発電とEV車などが必要になる。

しかし、ハイインフレになると、1,114兆円の国債の重みが軽くなる。年金も社会保障費、税収、給与もインフレに連動しているので、貯蓄のない国民には迷惑にならない。また、銀行も企業も借金が多いところは助かることになる。現金や銀行の貯金などが大きく目減りすることになるが、株などの資産に変えておけば助かるので、国民も準備するべきであるが、株価下落の可能性もまだあるので注意は必要でしょうね。

さあ、どうなりますか?

image by: noamgalai / Shutterstock.com

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