何をすればいいのか?
仕事のスタイル変化に伴い、働く人に求められるスキルも変わります。技術職は、学歴や年齢よりもスキルで評価されるため、プログラミングは必須条件になるでしょう。プログラミングを習う=プログラマーを育てることではありません。プログラミングは、パソコンに命令を出し、上手くいかなければ上手くいくまで試行錯誤を繰り返し、命令を届け、課題を解決することです。
必要なのは「プログラミング的思考力」=「論理的思考力」をつけることです。というのも…
- 社会がデジタル化していること
- グローバル化が進み、世界中の様々な人と関わる機会が増えること
- どんな仕事を選んでも、情報技術とは切り離せないこと
- 情報格差が広がり、増える社会課題に対応する力が求められること
- 新しい価値を生み出す力が求められること
つまり、物事を順序立てて考え、実行に移す力、失敗しても試行錯誤を繰り返し、成し遂げる力を持つことです。まさにコンピュータのプラグラミングそのものです。
家庭教育アドバイス…「論理的思考力をつけるには」
親として子供にできることの一つは、論理的思考力をつけるためのトレーニングです。そのために、子供に何かを説明させる機会を作りましょう。例えば、学校での出来事、今ハマっていることなどです。
その際、次の5つの質問をします。この積み重ねが論理的思考の基礎を作ります。普段の会話の中にこの質問を意識して取り入れましょう。
- 「つまり、どういうこと?」
→内容を要約する練習になる - 「たとえば、どういうこと?」
→抽象的なものを具体的にする練習になる - 「ほかには?」
→1つのテーマを展開する練習になる - 「どうして?」
→根拠、背景を考えさせる練習になる - 「じゃあどうすればいい?」
→方法を考える練習になる
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