うん、でね。ここで、家や部屋を片付けたいと思うのは、
・家族と和やかに過ごしたい
・家族と寛ぎたい
~からだと思うんです。そりゃ、自分の部屋は自分ひとりで好きにしたらいいですが、その他の共用部分って、基本
・自分のためだけに片付けるわけじゃない
よね。フツー、家族全体のためだよね?あの、ここ、大事なとこですよ。片付けようと思ったのは
・家族のため
ですよね。自分には価値が分からないけど、コレクターには大切なもの。それを勝手に片付けたり、ましてや処分したらそりゃ
・傷つくし、怒る
でしょう。…なんか違いませんか、それ。片付けは手段だったはずなのに、いつの間にか目的にすり替わってしまったからですよね。家族が平和に寛げるんなら、コレクションがリビングにあっても構わないんじゃないでしょうか。
・でも、ハミ出しすぎているし!
という方もいらっしゃるでしょう。それは、ハッキリ言いますが、
・コレクターさんが悪い
んですよ。コレクションするのは、自由ですが、家族に不自由をかけたり、乱雑さを堪え忍ばせるのは、おかしいでしょう。コレクターさんにコレクションする自由があるように家族も家庭で寛ぐ自由があるんですから。
そこで、晴れの国に引っ越して来る時に見た飾り棚を思い出すんです。あれは、
・とてもいい妥協点
だったなあと思うんです。リビングに繋がる廊下の、とても良い場所に飾り棚はありました。来客も家族も、必ず目にするような場所です。そして、その飾り棚は自慢の逸品でいっぱいでした。が、
・他の場所には一台もミニカーがなかった
んです。リビングは、お子さんのオモチャはありましたがミニカーは全くありませんでしたね。
ミニカーのコレクターさんは、飾り棚いっぱいのコレクションだけで満足することにし、それ以外の家族は家のとびっきり良い場所をコレクションのために明け渡したんです。推測ですが、家族で話し合って、あの飾り棚いっぱいまでのコレクションだけにすることにしたんでしょう。双方少しずつ譲って
・ほど良いガマンとハッピーで
妥結したんです。家族のコレクションを片付けるときには、こんなやり方をマネしたいと思いますね。
片付けは、家族と和やかに過ごしたいからするはずのもの。片付けを目的にしてしまわないようにしましょう。
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