マスクだけでなく、一時は店頭からティッシュやトイレットペーパーまでもが消え、焦りを感じた方は少なくないと思います。もしかしたらこのタイミングで、「すべてものがあるのが当たり前」という考え方を改めたほうがいいのかもしれません。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、使い捨ての紙モノ不足を「手間と時間で補う方法」を紹介しています。
リターナブル
さて、本日は新型コロナに関連したお話。
新型コロナに関連して、
- 殺菌グッズ
- マスク
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- キッチンペーパー
などなどが売れまくっているようです。まあ、買い占め・転売も横行していて、本当に必要な人たちに行き渡らないだなんて、世も末だなと感じますね(`皿´)
現在、日本の家庭では日用品が
- 布モノから紙モノへ
へ移行してきています。それは、布モノは
- 洗って乾かして収納してまた使う…
ことを予定しているため、手間と時間がかかりました。それはすなわち
- 家事の増大
を意味しています。なので、時短や効率化のためには、布モノを減らして使い捨ての紙モノにしていくのがイイわけですよね。
ところで、この方法には暗黙の前提がありました。それは
- 紙モノ商品が、いつでも潤沢に手に入る
という前提です。なにせ使い捨てですからね。ケチケチ使わなくてはならないようでは、このやり方はワークしませんから。ティッシュなんて、一日何枚使ったか覚えていないでしょ?
ところが、今回の新型コロナでは、この前提が
- 脆くも崩れた
んです。マスクなどはほぼ店頭から消え、トイレットペーパー・ティッシュなども品薄になりましたよね。必要なときに潤沢に入手できなくなったんです。
…うーん、まあ、紙モノの使い捨ては、限られた先進国ならではの効率化方法だなと今さらながらに感じさせられましたね。
こうなれば、仕方ない( ̄■ ̄) モノの欠乏を手間と時間で補うしかないんです。すなわち
- 紙モノを布モノに置き換える
わけです。
ティッシュは
- 家の中では古Tシャツのウェス
- 外出先ではハンカチ
で代用が利きます。ハンカチはもちろん洗って使えます。ウェスはボロさの程度に依りますが、これも洗って使えるでしょう。
キッチンペーパーは
- 布巾
ですね。布巾をキチンと消毒するのは結構タイヘンなのでワタシ的にはなんとか最後まで今までのやり方を通したいところです。
まあ、もっともこれらはメーカーに在庫も十分あり、生産能力にも問題ないので、早晩品薄状態は解消されるはずです。
マスクについては
- ガーゼマスクの作り方
がネットに公開されましたね。しかも政府もマスクの転売を禁止しましたし、そろそろ店頭に出回ってくるころなのではないかと期待しています。ウチなんか、東京や大阪に出張に行くと、あっという間に10枚近く使っちゃうんですよ。そろそろ在庫が心配になってきてるんですよね。困るわ…。
使い捨てがダメなら、お家にあるもので代用を。臨機応変に切り替えたいですね。
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