「反日はやめろ」命懸けで説く韓国人YouTuber・キムチわさび氏の覚悟

 

北朝鮮に119億ウォン(12億円)の支援

韓国は1週間つづく梅雨の雨(8月8日現在)で、死亡20人、行方不明12人となっており、きょうも各地で川が氾濫し、山では土砂崩れが頻繁に起こっている。そんななか、コロナで国内の経費がかさんでいるなかで、文政権は、北に119億ウォン(12億円)の支援をやるといって顰蹙をかっている。すでに決定しているからおそらくこの金額は北に送金されることになるのだろう。数百億ウォンという費用をかけて作った南北連絡事務所を北に爆破されていながら、国内が困っているのにもかかわらずまた「北」のために金を送るといっている。文在寅という男はいったい何を考えているか皆目見当もつかない。

文在寅氏は8月からの新しい人事で、統一部長官にイ・イニョン、大統領安保補佐官にイム・ジョンソク、昔のKCIA、今の国家情報院の院長に朴智元(パク・チウォン)を任命した。これら3人はお墨付きの従北主義者である。さらにいうと、イ・イニョンとイム・ジョンソクはチュサパ(主体思想論者)といわれている。いわれているだけでなく、実際にその証拠がいろいろとある。主体思想論者=チュサパというのは、金日成の唱えた主体思想を最高のものとしてこれを研究し実践する者のことを言う。簡単に言えば南の韓国も北朝鮮のように金王朝一家を押し戴いて共産主義でやっていこうよと考える人間である。

朴智元はチュサパかどうかはわからないが、2000年のころ、キム・デジュン大統領のときに北に数百億ウォンという金を不正に送っている(もちろんキム・デジュンの指示でやったことだろうけど)。このような人間を8月に新しく大統領の側近として任命したこと自体、今の政権がいかに北に前かがみになっているかがわかろうというものだ。

韓国の最近の問題として、住宅価格の高騰問題がある。アパート(日本式にはマンション)価格が際限もなく高騰している。そんな中、1人2住宅以上保有することを禁止する法律が近々成立する見通しとなり、大統領を補佐する立場にある人間のうち、2つ以上のアパートをもっている連中が電撃辞意を表明している。盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長をはじめ、秘書室所属の首席秘書官(次官級)5人が7日午後、電撃辞意を表明した。政府高官としてとどまっているより、アパートを何戸ももっていたほうがいいという判断からだろう。いくらずうずうしくても、政府が発表する法律に抵触しながら政府内部にはおれないということだろう。

現政府は、左派政権である。左派とは民衆よりの立場であり金持ちを打倒すべしとする連中のはずだ。しかし現政権の補佐官たちは、民衆などは眼中にない。金だけが見えているのだろう。不動産やアパートで金儲けをしてはならないと筆者は常々考えている。不動産というのは、神様が人間がちゃんと暮らしていけるようにその人にふさわしい分だけの土地を与えてくれているのだ。これを金儲けの道具に使うというそのマインド自体が、あまりにも自然(神様)をばかにしていることといえないだろうか(貧乏人のヒガミかもしれないけれど)。文在寅政権の矛盾がこんなところにもみられるという例で書いた。

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