松下幸之助さんの人間観
「経営は人間が行うものである。経営の衝にあたる経営者自身も人間であるし従業員も人間、顧客やあらゆる関係者もすべて人間である。つまり、経営というものは、人間の幸せのために行う行動だといえる。したがって、人間とはいかなるものか正しく把握しなければならない。言いかえれば、人間観というものを持たなくてはならない」
と前置きし、
「人間は万物の王者というべき偉大な存在である。生成発展という自然の理法にしたがって、人間にみずからを生かし、また万物を活用しつつ、共同生活を限りなく発展させていくことができる。そういう天与の本質を持っているのが人間だと考えるのである」
と言われています。
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