BTS(防弾少年団)痛恨のミス?中国でファン被害、なぜ韓国スターは自滅するのか

2020.10.14
by tututu
 

リミットが迫るメンバーの兵役問題

BTSは韓国国内で兵役問題も抱えている。「ビルボードHOT100」で韓国人歌手として初の快挙となる2週連続1位を記録したBTS。兵役免除や兵役延期といった特例を認めるべきとの声が強まる一方、いくらBTSとはいえ義務は果たすべきとの考えを示す人も多く、国内を二分する議論となっている。

韓国では満18歳以上の男子は2年間の兵役を義務づけられており、原則として28歳までに入隊しなければならない。BTSの最年長メンバーであるジンが12月に28歳の誕生日を迎えることで、兵役問題の結論を出す必要があるだろう。

現行の兵役法では、五輪メダリストら「国威発揚」に寄与した者については兵役免除が認められている。実際に2018年のアジア大会で優勝した野球やサッカーの代表チームのメンバーなど、計42人が兵役を免除された例がある。

しかし、政府は昨年11月に芸能人による「大衆文化芸術活動」は兵役免除の対象にならないとの判断を下したばかり。「オリンピックで金メダル獲得」や「世界大会で優勝」という明確な基準が示しにくいため、芸能のジャンルでは兵役免除の定義付けが難しいとみられている。

原爆Tシャツで日本でもやらかしているBTS

今回は朝鮮戦争におけるコメントで中国の若者たちを逆なでしてしまったBTS。まるで言いがかりのような中国人の過剰な反応にも思える一方、無神経なBTSが余計な発言をしたという見方もあるようだ。戦争などと関係のない授賞式で、敢えて朝鮮戦争に触れる必要があったのかという視点である。

実は過去にもBTSは軽率な行動で“やらかして”しまい、自滅したことがある。その相手は日本だ。

記憶に残っている方も多いと思うが、BTSはメンバーの一人が、第2次世界大戦中に米軍が日本に投下した原爆を描いたTシャツを着用していて大問題になったのだ。

リードボーカルのジミンが原爆Tシャツを着ていた画像がSNSで拡散。本人はどのような気持ちで着用していたのかは不明だが、多くの日本人が嫌悪感を抱くのは当然だろう。

出演を予定していた音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)はこれを問題視、急遽BTSの出演を取りやめた。

まさにBTSがやらかした自滅で、原爆Tシャツを着るなど余計なことをしなければ、誰も傷つくことなく、みんなハッピーだったはずである。

日本では木村拓哉がウェイボー(微博)を利用し、多くのメッセージを中国人に送っている。中国人に配慮しすぎて(?)以下のように炎上したこともあるが、それだけ中国市場は重要ということだ。BTSはもう少し自重したほうがいいだろう。
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