トランプ「国外逃亡」の本気度は?大統領選敗北で急転直下の投獄も

2020.10.19
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by 編集部サトシュウ
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米国のトランプ大統領は16日、大統領選挙の激戦州で南部2州で選挙集会を行った。そのうち、ジョージア州での演説中に、民主党のジョー・バイデン前副大統領に敗れ場合、「米国を去らないといけなくなるかもしれない」と述べ、波紋を広げている。

トランプ大統領、選挙敗北で国外逃亡か

米国を去るとはどういうことなのだろうか。支持者を喜ばせるための冗談めかした発言にも思えるが、しかし本当にそうなるかもしれない。

現職の大統領であるトランプ氏はホワイトハウスにいる限りさまざまな面で守られている。だからこそ、トランプ大統領は是が非でも再選しなくてはならない。なぜなら、トランプ氏が大統領の地位を失えば、彼には大きな不幸が待ち受けているからだ。

トランプ氏の破滅①ホワイトハウスを出れば破産

世界各地でさまざまな事業を展開しているトランプ氏。オフィスビル開発やホテル、カジノを手広く経営し「不動産王」の異名を取った。ニューヨーク5番街にそびえる高さ202メートルのトランプタワーはあまりにも有名だ。

その一方で多額の借金を抱えている。「ニューヨーク・タイムズ」によると、カジノやゴルフ場、ホテルビジネスの破綻や不振で4億2100万ドル(約445億円)もの債務を抱えているという。負債総額は10億ドルを超えているのではと見る試算もある。

保有資産が景気低迷による打撃を受ける中で、負債の返済期限が迫っているとも伝えられ、一族による経営は逼迫している。

トランプ氏がホワイトハウスにいる間は返済期限の延長も可能だろうが、大統領職ではなくなった途端、それは難しくなるだろう。

巨額の債務返済のため、所有する不動産資産は軒並み売却される可能性があり、トランプ氏が築いてきた富は一気に底をつくかもしれない。

トランプ氏の破滅②脱税の疑いで逮捕

トランプ氏が大統領就任前の18年のうち11年間も所得税を納めず、2016年と17年の納税がわずか760ドル(8万円弱)しか払っていなかったことが、「ニューヨーク・タイムズ」のスクープで明らかになった。トランプ大統領は「フェイクニュースだ」と反論したものの、金逃れだとして激しい批判を浴びている。

トランプ氏は過去18年間にわたり、9500万ドルの所得税を納税している。日本円で約100億円にものぼることから、これだけ聞けば多額の税金を納めていることになる。

しかし、トランプ氏はこれを“還付金”という形で次々と取り戻していくのだ。例えば、テレビ出演の際のヘアカットで7万ドル(約740万円)、娘のイヴァンカ氏も10万ドル(約1050万円)。このような経費とは言い難いお金をビジネス費用として計上することで、7290万ドルの還付を受けるなどしているという。

日本の確定申告で同じようなことを行ったら、すぐに税務署から連絡が来そうな話だが、後に大統領になる人物がこのようなことをしているのだ。

トランプ氏のこれらの納税手法が、現在内国歳入庁(IRS)の監査対象となっており、結果次第では多額の罰金を科せられると予想されており、場合によっては脱税で逮捕という可能性もあるかもしれない。

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