見えてきた、右翼を影で操る勢力と資金源
私は妄想かもしれないが、ふと思いついた。
要するに彼らは中国や韓国から、日本人を油断させて自分たちが勝てるような記事を書き、ネット世論を作ってくれと言われて、金をもらっているのではないだろうか?
日本人と違って、中国や韓国の企業トップたちは心理学も勉強している(CIAが日本人の学者やジャーナリストを使って日本人を洗脳していったのと同じ構図だ。たとえば受験競争批判は、おそらくCIAの陰謀と考えられる)。
何が有効かがわかっているのだ。
ゆとり教育で一般大衆の学力が低下し、90年代半ばから中国沿岸部や韓国の子どもたちに学力で負けだした。
ただ、東大生などエリート層の学力は維持されている。
彼らにやる気をなくさせることを考えた中国や韓国のスパイはウヨクを使って、世襲のバカ殿に東大卒の官僚がヘコヘコしたり、みんなの見ている前でうそをつくような恥をかかせるようなことをした。
これで多くの日本人の子どもたちは一生懸命勉強しても世襲には勝てないと感じたはずだ。
しかし、この姿をウヨクは絶賛し、バカ殿はやめた後でもすばらしい首相ということになっている。
ウヨクによる亡国と闘おうとすると命さえ狙われかねないから、誰も国を守ろうとしない。
私は、昔『正論』などの保守メディアに原稿を書いていたので、その原稿料の安さを知っているが、ウヨクジャーナリストはレイプを裁判で認定された山口氏をはじめ、意外にリッチな暮らしをしている。
彼らの資金源が、実は中国や韓国という妄想が妄想ならいいが。
image by: English: Abasaa日本語: あばさー, Public domain, via Wikimedia Commons
※本記事は有料メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』2020年11月14日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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