選手感染で活動休止も。Jリーグはコロナ「第3波」から逃げ切れるのか

 

FC岐阜のホーム戦で感染者

J2とJ3の最終節は12月20日(日)に予定されているので閉幕まであと1カ月ほど。ゴールテープが見えてきたので何とかして駆け込みたいが雲行きは怪しい。ここに来てまたしても新型コロナの感染者数が増えており、1日あたりの感染者数で過去最多を記録する市や県が増えてきた。東京と北海道の感染者数が大変なことになっているが特に気になるのは北海道になる。11月13日(金)は道内で235人が感染した。そのうちの半分以上は札幌市になるが寒くなってきたことが関係しているのであれば今後は悲観的にならざる得ない。

コンサドーレ札幌はここに来てようやくエンジンがかかってきたがこれだけ感染者数が増えると札幌ドームに足を運ぶ人は減ってしまうだろう。札幌は残り6試合になる。「第3波の到来」がもう少しだけ遅かったらJリーグは何とか逃げ切ることが出来たと思うが「あと1か月ちょっと」という段階で第3波の到来したので逃げ切るのは難しくなってきた。「Jリーガーの感染者」が連日のようにニュースになってもおかしくない状況になっている。細心の注意を払わないといけないだろう。クラスターの発生だけは避けないといけない。

Jリーグの試合を観に来たサポーターの感染者はずっと出ていなかったが11月8日(日)に行われたFC岐阜 vs 富山を観戦したサポーターの感染が判明した。「Jリーグの試合を観戦した人の感染判明」は初だと思うが11月11日(水)にクラブから詳細がリリースされている。「ホームゴール裏自由席で観戦をした。」と説明されているのでFC岐阜のサポーターだったと思うが濃厚接触者はおらず。まだ数日しか経過していないので新たな情報が入ってくる可能性はあるが、今のところ、大きな事態に発展しそうな感じはしない。

  • 入場時の検温に異常はなかった。
  • 常にマスクを着用していた。
  • 屋台村や場外ステージへの移動はあった。

と説明されているが感染者が判明したことを受けてクラブとして何かの対策を立てるということはなさそう。次のホーム戦も普通に開催されるようだ。「スタジアム内で感染者が出たのに本当に大丈夫なのか?」と心配をする人は少なくないと思うが個人的には大袈裟に対応する必要はないと思う。「スタジアムに行くのは怖い。」と躊躇する人はたくさん出てくると思うが「静かに試合を観ている人がほとんど」という中、サッカー観戦が原因でコロナに感染する人が出てくることは考えにくい。危険度は極めて低いように思う。

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