電気自動車で負け組。トヨタは燃料電池車で勝ち組になれるのか?

 

【サーチ&リサーチ】

2016年3月14日付
風力発電で水素を作り、燃料電池で動くフォークリフトの実証実験。「従来のエンジンで動くフォークリフトに比べ、全工程における2酸化炭素(CO2)排出量を8割減らせるという」2割は、水素充填車の走行時に排出される分。水素充填車はまだ燃料電池車になっていないということ。

2016年7月20日付
「燃料電池車(FCV)の燃料となる水素をアンモニアから製造することに成功したと、広島大や昭和電工などが19日に発表した。純度の高い水素を取り出す技術は世界初という。水素自体を輸送したり貯蔵したりするよりも安全で、コストも安いと期待されている」

*このプロジェクトに、豊田自動織機も参加している。

2017年1月31日付
「ホンダは30日、水素で走る燃料電池車(FCV)の普及に向け、米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場で、燃料電池の量産を2020年をめどに始めると発表した。両社が同じ電池を使うことで、価格を引き下げるねらいだ」

*ホンダは2013年からGMと燃料電池の共同開発を手掛けていた。「ホンダは16年、一度の水素補給で世界最長の750キロを走れるFCV「クラリティ フューエルセル」のリース販売を始めた。ホンダ、GM両社とも20年ごろには新型FCVを販売する予定で、電池は両社の車に搭載される見通しだ」と。

2017年8月19日付
「韓国の現代自動車は17日、水素で走る燃料電池自動車(FCV)の「次世代型」を来年3月に韓国などで販売すると発表した。燃料電池の性能を大きく向上させ、1回の水素補充で走行できる距離は2014年にトヨタ自動車が発売した「MIRAI(ミライ)」を上回るとしている」

2018年4月26日付
「中国政府が国家を挙げて電気自動車(EV)やその関連産業を育てようとしているなか、地方ではその先を見越して、水素燃料電池車(FCV)の普及に向けた態勢づくりが着々と進んでいる。FCVが本格的に普及すれば、EVで後れを取る日本勢も活躍するチャンスが増えそうだ」

2018年6月18日付
「コンビニ最大手のセブン─イレブン・ジャパンは、店で使う電気の半分弱を太陽光発電などの再生可能エネルギーでまかなう省エネの実証店舗を開いた」とのニュースの中で…。

「発電した電力の95%は、トヨタ自動車のプリウス20台分の中古蓄電池などにためて夜間に利用。店舗の使用電力の46%をまかなうという。セブンは約2万店のうち、すでに約8千店に太陽光パネルを設置。昨年12月には東京・四谷に、水素燃料電池などを備えて使用電力の約1割をまかなう店も開いた。今回は国内外の90種類の新技術を採用した実証店舗と位置づける」

*セブン-イレブンにプリウスの中古バッテリーと水素燃料電池…の話は今回の記事につながっていく。

print
いま読まれてます

  • 電気自動車で負け組。トヨタは燃料電池車で勝ち組になれるのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け